ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

Gateway

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にもかかわらずなぜ同じような事件が起こるのか。
 そこに一貫した説明ができないのであれば、その論者の議論には何か欠けているところがあると考えたほうがいい。
 学問にはそういう厳しさがないといけない。

(部分引用終)

こういう話になると、やはりパイプス訳者として、その特権冥利に尽きますね。私には、「なぜ」に対する答えが既にわかっています。(たまには自慢させてください。)
パイプス先生はテレビやラジオやインタビューなどで、結論だけスパッとおっしゃっていますが、そこに至るまでの地道な分析と相当の情報読み込みに気づかないといけません。
訳文を作っているので、パイプス講義録を読み聞きしながら、日本語圏のgatewayへと橋渡しを志す作業の日々。