ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

個人として世界とつながる

マレーシアのクアラルンプール・カトリック大司教秘書のインド系女性フランシスカさんから(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100716)、メールが届きました。今、ローマにいて、聖ピエトロ大聖堂が見える場所だとの由。三週間の研修コースに参加しているようです。
このように、マレーシアの場合、全体像をつかむのはいささか難しい点があるものの、個人レベルで知り合いになると、なかなか興味深い側面に気がつきます。
全世界に広がるカトリックのネットワークは今でも無視できない強力な紐帯があり、何だかうらやましいような気がしています。2011年2月のフランス旅行にご一緒させていただいた際(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110218)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110222)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110224)、修道院のお世話になったのですが、ニコニコとお迎えくださった日本人シスターのお顔を拝見していたら、(あら?学部三年生の頃に宝塚の愛徳姉妹会でお世話になったシスターじゃなかったかしら?)とびっくり。仕事でマレーシアにいた頃も、しばらくお手紙を頂戴していたシスターでした。
もっとも、中に入れば、いろいろな人間関係の柵もあるようですが、世界と常につながっている日常意識は、重要だと思われます。
うれしいことに、聖ピエトロ大聖堂に入ったら、私のためにもお祈りしてくださるのだそうです。えぇ、これから頑張って、ヴァチカンとの外交樹立と教皇使節が決定された旨を書き加えて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110720)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20130126)、長らく中断していた原稿を仕上げたいと思います(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120422)。
ダニエル・パイプス先生も、相変わらずお元気にニューヨークのラジオ出演(http://www.danielpipes.org/12479/middle-east-overview)。日本でも大きく報道されたアルジェリアイスラーム武装襲撃事件と絡めて、イスラエルの総選挙の結果も踏まえた各種情勢分析を。「危険は危険だ」とはっきり主張される点、私が深くパイプス先生に信頼を寄せるところです。コロンブスの卵で、結果だけを受け入れるならば当たり前のようですが、実は私の経験では、日本だと変な雑音を入れる人がいて、まだ「今こそ、イスラームの理解を」「貧しい人々に援助を」などと、筋違いの主張を出すケースがあります。そう言っている間に、犠牲者が出てしまったのかもしれないのに....。