ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

旅行中のお化粧について

ちょうど一ヶ月ほど前にパリで始まった欧州旅行だが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161006)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161023)、まだ感想や考え事は続いている。写真の配布も終わっていない。
今日は、ホテル滞在中のお化粧について書いてみよう。
パリ、ベルリン、ストックホルムのいずれも、一応は四つ星ホテル以上だったので、昨年のイスラエルと同じく、寝過ごすことのないよう、ガイドさんの指示よりもモーニング・コールを早目に自分で設定しておいた。
起床後は、シャワーを浴びて目を覚まし、ベッドを整えてから予定表を見て荷物を整理し、バッチリとお化粧もしてから階下の食堂へ降りて行った。
このお化粧とは、勿論、深めのブラウンが入った薄紫系のアイシャドーや明るい暖色系の頬紅を軽く入れて、三十代の頃から使い続けている深いショッキング・ピンク系の口紅も塗ること。これが肝心で、やはり寝起き顔のままや、あるがままの自然体では、リベラル嫌いの保守派の西洋人には敬遠されるかと思う。昨年、テル・アヴィヴのホテルで、集合時間に遅れないようにと通路を走っていたら、早速、「こういう場所では走ってはいけない」と旅団のご年配のおじ様に注意されたぐらいだったからだ。(その方も今回また参加されていたが、今度はお小言なしだった。)
朝食は、毎回どこでもビュッフェ式。といっても、チョイスを冒険せず、毎日、同じようなものを食べていた気がする。スクランブル・エッグに、ベーコン炒めに、揚げたじゃがいもと何かのお団子を白い丸皿に載せて、旅団の誰かと一緒にテーブルにつく。その他、シリアル二種にミルクをかけ、コーヒーとオレンジ・ジュースを飲む。もう、これぐらいでランチ抜きでも充分なほど、しっかりとお腹にたまる食事だった。生野菜は、東南アジアのマレーシアやシンガポールでは勿論のこと、イスラエルでもヨーロッパでも避ける私なので、特に青野菜が圧倒的に少ないのだが、何とかなったのが今でも不思議だ。
日本のホテルでも、ビュッフェはこんな感じだが、もっとお腹がすくのだけど….。
それに、オリーブ油や水などで当たる人がいると昔から聞いていたのだが、どういうわけか、私の場合はこれまで経験がない。素人考えだが、体調や睡眠不足もさることながら、心理的な側面も大きいかもしれない。油断大敵、無理は禁物ということだ。(当然のことながら、ビタミン剤や風邪薬や整腸剤や怪我をした時に塗る薬などは用意しておいたが、全く不要だった。)
毎度、早めに朝食を終えてから、急いで部屋に戻って、歯磨きとお化粧直しを。特に、口紅は改めて塗り直し。そして、荷物をまとめ、身支度をもう一度、整え直してから、フロントないしはバスなどの集合場所へ。エレベーターの都合も含めると、15分ぐらいはかかる。
ちなみに、ハンガリーブダペスト出身だという三十代半ばの若い女性ガイドさんが、8日間、私達と共に過ごした最終日にご挨拶で言っていたが、「このグループは、私にとっても本当にツアー・リーダーがやりやすかったです。特に、飛行機に乗るために早朝3時45分に起床してロビーに集合などという時でも、遅刻する人はいなかったし、毎日予定が急遽変更になっても、皆、ピタリと定刻に揃いました。とても助かりましたよ」。
ところで、大学生の時、キャンプなどで寝泊まりしていた頃、同じグループの女の子が「お化粧は女の身だしなみ」と言っていたのを聞いて、とても感心していた私だった。「身だしなみ」というより、不細工な顔を少しでも隠すのがお化粧の本質だと思っていたからだった。それに、「身だしなみ」などと、家でも誰も口にすることはなかった。
大学入学後から始めた私の「化粧」なんて、今でも一貫して同じ。朝晩、洗顔して、化粧水(ここ十年以上は、すぎな水(http://amanakura.shop-pro.jp/?pid=53406821))を手にとってパタパタとはたくのみ。家にいる間は、それだけで過ごすが、町内で買い物に出かける時は、さすがに日焼け止めUVカット入りの下地クリームを塗って、薬用リップクリームの上にオレンジ系の薄い口紅を乗せて終わり。特に夏などは、すぐに汗で化粧が崩れるので、最初から何もしない方がいいのだ。
それに、肌が敏感というのか、ファンデーションとお白粉でヒリヒリする上、無香料にしていても、化粧品そのものの香りで目が疲れやすいので、何もしない方が肌に負担がかからないと思っている。
お陰様で、主人からも「実年齢よりはずっと若く見える。そのままでいいよ」と言ってもらっている(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071205)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150525)。
もっとも、チワワ並みに精神年齢が幼いせいでもあるが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110510)。
ただ、欧米人と一緒の場合、下地クリームにチューブ入りファンデーションを塗った後で、お白粉をはたくなど、お化粧はいつでもしっかりとしないと、唯一の日本代表として国に傷がつくので、頑張って朝から晩まで「メーク」をした。
実のところ、「メーク」なんて言葉でさえ、私には似合わないのだけれど…。