ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

見方と味方を増やす読書

(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151202-00000020-zdn_mkt-soci)


「本を読む人は何を手にするのか 日本に“階級社会”がやってくる」
ITmedia ビジネスオンライン 12月2日


作家の「脳のかけら」を自分の脳につなげることができる。「みかた」を増やすことでもあるんです。


1つは「見方」を広げ、増やすこと。他人の脳のかけらと自分の脳をつなげることで、物事の見方を広げることができます。怪しい情報にだまされにくくなって、決断をするときも選択肢が増える。


もう1つは「味方」を増やすこと。多くの著者の脳のかけらを自分の脳につなげることができれば、見方が広がる。そうすると、さまざまな人(脳)との交流も広がり、さらに関係が深くなります。他人と世界観を共有でき、共通点を発見できるので、周囲からの信頼と共感、つまりクレジットが増す。そうすることで、味方が増えていく。


結果的に、本を読む人と、そうでない人の間には「大きなクレジットの差」が生まれ、その差はどんどん広がっていく。

(部分抜粋引用終)

何をどう読むか、の方がもっと重要では?また、子どもには本を読む習慣を、と勧めるのに、大人になって本を読んでいると、必ず「本ばかり読んで、世間を知らない」などと茶化す人が出てくるのはなぜか?
「著者の脳のかけらを自分の脳につなげる」の実感は、ミラン・クンデラを読んだ時、生まれて初めて味わった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090321)。あの時やっと、(世界と自分がつながった)と思えたのだった。