ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

パル判決書の研究を入手した

昨日、以下の本が届き、早速読み始めた。

『共同研究 パル判決書(上)』東京裁判研究会 (編集)講談社学術文庫1984年2月)

下巻も注文したところである。

学生時代に発行されていたのだが、専門外だったことと、当時の社会情勢から、とても読むところまでいかなかった。思想的な立場がどうであれ、やはり、日本国民としては読んでおかなければならないと、入手してみて思うところである。

昨日も綴ったように(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180704)、いつ何時、外国から来客があるかわからない。会話では話題が自由自在に飛ぶので、普段から各主題に応じて英日両言語でしっかりした本を読み続け、自分なりの思考を文章化しておく作業を継続し、準備しておかなければならない。
新聞やテレビのニュースに接して、誰かのコメントをオウム返しにする程度では、とても相手にしてもらえない。また、個人見解は脇に置き、まずは当座の社会における主流の見方や考え方を把握することが重要だと思う。
英語については、聞き取り能力を高め、思考力と論理性を自言語で鍛えながら、裏付けとなるエピソード経験を蓄えておき、それを瞬時に適切な表現に置き換える訓練が大切だと思っている(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140910)。そのためには、英語のみならず、系統の異なる欧州言語(例えばゲルマン系とロマンス系)を最低二言語、学生時代に履修しておくことが望ましい。アジア諸言語は、その次の段階である。
自言語で考えたこともない話題について、英語で正確に聞き取り、話せるはずがない。その意味では、わざわざ留学しなくても、英語習得のために日本国内で可能なこと、なすべきことはたくさんある。
大変だが、日本の現状と将来に鑑み、個人レベルでできる限りの知的訓練と知的武装をしていかなければならない。