ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

井の中の蛙になった

またもや池内節がますます佳境に!

https://www.facebook.com/satoshi.ikeuchi?fref=nf


・この本ももう入手が難しい。翻訳が出るまでに25年近くかかったのに、翻訳が出てから10年すればもう品切れ。


・英語のアマゾンでは普通にハードカバーもペーパーバックも買えますが、翻訳は品切れ。日本のアマゾンからは英語すらも中古しか買えない。それが現実。


この差を意識的に越えていかないと国際社会での競争には勝てない。いいも悪いもない。情報格差は大きい。既存の出版社もメディア産業人も、それを埋めよう、越えようとする気概がない。それが現実。


・呑み屋で編集者が入った会合と隣り合ったりすると、ひたすら売れないという話をしているので気が滅入る。私と言えば、前向きな話をする人としか呑みません


・1977年に出た英語原書は英語圏では今でも簡単に買える。翻訳は2000年にやっと出たがとっくに買えなくなっている。これだけ条件が違ったら、大学の教育の歩留まりも変わるよね。補うための努力はしているが、社会全体の意識が低ければ、程度も下がる。日本は世界の中で田舎か都会か、と問われたら、厳然とド田舎なんです。誇りは持つべきだが、置かれた現実を忘れてはいけない


中東に興味がない人は一般的に世界全体に興味がない人なんだけれども、この著者の場合、世界を知り過ぎていて、大局的には中東はどうでもいい、と考えている様子

(部分引用終)

と、凄いことをさらっと書いていらっしゃる。それでは、このような文章を読んで、(はて、では私はどこに?)
1.「情報格差」について。出版事情の相違、翻訳本の出現差と消滅状態など、身に沁みて痛感しているこの三年間。
2.「前向きな人としか呑まない」(飲まない?)池内先生。多分、私には永遠にチャンスがない...水屋にて耳ダンボでお皿洗いに勤しむことに。
3.「厳然とド田舎」の日本。それも痛感するところ。これまでの研究発表に寄せられたコメントの程度の低さたるや、このブログでたびたび登場してきたが、そうこうするうちに、ここまで下がってしまったか、と。最近の研究会は、高齢化社会や女性の社会進出比較や映画鑑賞やエコ・ツーリズムなどの話題が多い。やる気が失せる。そんなことは、学会が扱う対象か?
4.「中東に興味のない人」は「世界全体に興味がない人」という図式。耳が痛いですね。ただし、その中東とは、いつの時代のどこを指すか?

(https://twitter.com/proclaim2014/status/590368597710491648)


(お口あんぐり・・・) / “Obama says US open to talks with Iran on immediately lifting sanctions | The Times of Israel”
21 Apr 2015


1. Lily2 ‏@ituna4011 19 hours ago
@proclaim2014 「お口あんぐり」ですか?


2. proclaim2015 ‏@proclaim2014 18 hours ago
@ituna4011 Lilyさまお目にとめて頂き恐縮です。ハメネイ師が事前合意協議で、合意しないかもしれない的なことをほのめかせ、イラン合意なしの合意法案が出来るのでは…、と思ったもので。これって合意法案って言えるんですかね。


3. proclaim2015 ‏@proclaim2014 18 hours ago
@ituna4011 あと、ロシアを刺激したようでミサイル関連の動きも一層怪しくなりそうで、何のための誰のための合意を進めてるのか、薄らボンヤリな私には見えないんです。


4. Lily2 ‏@ituna4011 17 hours ago
@proclaim2014 大変よい点を突いていらっしゃいますね。そこがパイプス先生の論点なんです。


5. Lily2 ‏@ituna4011 17 hours ago
@proclaim2014 ご指摘の通り。だからパイプス先生はダメだと、随分前からおっしゃっているのです。


6. proclaim2015 ‏@proclaim2014 17 hours ago
@ituna4011 地球破壊も可能なイランの核脅威は、日本を含む世界の脅威。 パイプス先生発信の記事がもっと日本語で読みたいです(^^)


7. Lily2 ‏@ituna4011 14 hours ago
@proclaim2014 ごめんなさい。しばらく訳文提出が滞っていました。ここ数日に少し上がる予定です。でも、オリジナル英語で読むのが一番ですよ。訳文は入り口です。

(転載終)
このツィッター氏は、時々私を覗きに来て、かわいいコメントを書かれる。パイプス先生のメーリングリストなども、頑張って読んでいらっしゃるようだ。方向性としては筋がいいと感じているが、なぜか周囲環境から苦闘もされているらしい。
どこか、かつての私みたい.....!