ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

新聞各種のおさらい

最近、『朝日新聞』の記事が読むに堪えない低レベルなので、たまたま広告の入っていた別の新聞に切り替えようかと、我が家で話し合っているところである。取りあえず、もうすぐ二紙併用の日々が始まるだろう。
それにしても、小学生の頃は忙しかった。自発的に『日経新聞』を4年生から読み始め(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080301)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091221)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121021)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141208)、名古屋の地方紙『中日新聞』と合わせて、三面記事の訃報欄を真っ先に見ていた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20101208)。その後、読める範囲で文化欄や家庭欄や投書欄など、徐々に広げていった。同時進行的に、『毎日小学生新聞』『毎日中学生新聞』を読み、定期的に作文やお習字の投稿をし(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080208)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20101020)、よく掲載していただいて、賞状や賞品(メダルなど)を学校経由で受け取っていた。有名私立中学の入試問題もあって、世の中にはレベルの高い学校がわんさと存在するのだと、小学校の時から震えるような思いがしていた。もちろん、切り抜きスクラップ・ノートもせっせと作っていた。(今いずこ?)
だから、今の一般向け新聞が、全般的にいかに劣化しているかを痛感する。お笑い子ども新聞かと思いながら、朝から赤ペンで「?」をつけつつ、楽しく読んでいるが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090202)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141222)、購読料と時間がもったいない。
テレビはめったに見ない(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140831)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140902)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141011)。つまらない内容が多いからだが、時間がないためでもある。ニュースはラジオで充分。
それにしても、私が自宅で読んでいた購読新聞のせいで、会社の人事課の面接だったら要注意扱いされるから気をつけるようになどと、不要な脅し(?)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071021)をかけてきた人は、今から考えてもとても非常識。一体全体、どういう思考回路だったのか?私の父親の職業が何だと思っていらしたのか?では、どの新聞を読めば問題がなかったのか?それに、お宅では何を読んでいらしたのか?
こんな馬鹿げたことを平気で言う人達に悩まされた二十代だった。時間を取り戻したいくらい....。
今さら何だが、目を通しておくべき各国の新聞のおさらいを。
1.英国
『デイリー・テレグラフ』(The Daily Telegraph/ The Sunday Telegraph
『タイムズ』(The Times /The Sunday Times
『インデペンデント』(The Independent
『ガーディアン』(The Guardian)/『オブザーバー』(The Observer
『ファイナンシャル・タイムズ』(The Financial Times
2.フランス
フィガロ』(Le Figaro)(1826年〜)論調は中道右派か右派。発行部数は約33万7千部(2005年)
ル・モンド』(Le Monde)前身は《Le Temps》(時代報)であり、Hubert Beuve-Méryが1944年12月19日に当時のシャルル・ド・ゴール将軍の助力で創刊した中左派(Centre-gauche)。中道左派とよく言われたが、今では穏健派とするのが一般的。発行部数は約35万部(2006年)。
3.ドイツ
フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』(Frankfurter Allgemeine Zeitung)(保守リベラル)約36万部
『ヴェルト』(Die Welt)(保守)
『ツァイト』(Die Zeit)(中道左派週刊紙
『南ドイツ新聞』(Süddeutsche Zeitung)(左派リベラル)約44万部
『ビルト』(Bild)(タブロイド紙、発行部数ドイツ最大約344万部)
4.スペイン
El País”国内最大手の新聞社
El Mundo”国内第二の新聞社
La Razónマドリード
5.イタリア
『コリエーレ・デラ・セラ』(Corriere della Sera):RCS MediaGroup S.p.A.が発行しているイタリアの日刊紙。ナポリ出身のエウジェーニオ・トレッリ・ヴィオッリエール(Eugenio Torelli Viollier)によって1876年3月5日に創刊され、最も古い。現在に至るまで保守主義的な論調。
『ラ・レプッブリカ』(La Repubblica)ローマ本拠
6.アメリ
ニューヨーク・タイムズ』地方紙最大手 87万部
ウォール・ストリート・ジャーナル』全国紙 206万部
USAトゥデイ』全国紙 183万部
ロサンジェルス・タイムズ』60万部
ワシントン・ポスト』54万部
『ニューヨーク・ポスト』50万部
シカゴ・トリビューン』44万部
ついでながら、アメリカのみテレビ局を追加。
・ABC、CBSNBCが伝統的に三大ネットワーク
PBS(準国営による公共放送)、FOX、CWテレビジョン・ネットワーク(CW)、MyNetworkTV (MNTV)、IONなどの新興ネットワーク
・1980年代からケーブル・テレビと通信衛星を利用するCNN、FOXニュース、MSNBCなどニュース専門放送局を開局
・「BBCワールド・ニュース・アメリカ」(BBCワールド・ニュース)
・「シチュエーション・ルーム」(CNN)
・「スペシャル・レポート」(FOXニュース)
・「プライム・ニュース」(HLN)
・「ハードボール」(MSNBC
・「CBSニューズ・サンデー・モーニング」
・「デイトラインNBC
・「20/20」(ニュース番組)
・「60 Minutes」
・「48アワーズ
・「プライムタイム」(ニュース番組)
など。以下省略。漏れてしまった方々、ごめんなさい。

上記の各種新聞は、『ビルト』以外は、とりあえず「高級紙」(注:少数の社会的エリートを読者層とした新聞が高級紙だと説明されている解説がある)に範疇化されているが、ダニエル・パイプス先生の論考文やインタビューも含まれている。上記に列挙したテレビ出演も多かった。
ということは、私も「高級紙」を読んでいるということになるのだろうか?どうしても、そう思えないのだが。