ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

フェイスブックなどの転載を

フェイスブックからの転載を(https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima

1.「言葉ではなくイメージが大半のイスラミストを掻き乱す」
ダニエル・パイプス
2015年01月15日
Translation of the original text: Images, not Words, Most Disturb Islamists
http://www.danielpipes.org/15392/


2.どうぞ!


「[穏健なイスラームの探究]ローレンス・アウスターへの返答」
ダニエル・パイプス
『電子版フロントページ』誌
2005年01月28日
Translation of the original text: [The Search for Moderate Islam:] A Reply to Lawrence Auster
http://www.danielpipes.org/15391/
・《ギリシャ神話》「アウスター」南風の神(の一人)または風の神(の一人)なので、「オースター」ではなく、「アウスター」氏と訳出いたしました。


3.古いエピソードですが、どうぞ。


「'10月サプライズ'説」
ダニエル・パイプス
アメリカ史における陰謀論の百科事典』
2003年
Translation of the original text: The "October Surprise" Theory
http://www.danielpipes.org/15386/


4.遅くなりましたが、どうぞ!本質の理解よりも、時流に敏感であることを誇示するタイプが、メディアも含めて新語使用を追っかける傾向にあるようですね。


「ISIS とISILの間に相違はない」
ダニエル・パイプス
『電子版ナショナル・レビュー:コーナー』
2014年09月12日
Translation of the original text: There's No Difference between ISIS and ISIL
http://www.danielpipes.org/15396/

(転載終)

http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2015/01/post_1668.html#comments


January 17, 2015
by 苺畑カカシ(Sachiko Yamada)


アメリカではユダヤ人差別がないかといえばとんでもないです。オバマ大統領やヒラリー・クリントンユダヤ人を嫌いなのは有名ですし、左翼リベラルの間ではあからさまなユダヤ人差別が横行しています。
イスラエルは確かにユダヤ人の国ですが、かといってイスラエルに全世界のすべてのユダヤ人が移住できるかといったらそれは無理な話です。
・それと、ユダヤ人は欧米諸国で特別扱いを要求していません。ここがイスラム教徒と違うところです。
・一般的にユダヤ系は学歴も高く、よって裕福な人が多い。以前、アメリカでユダヤ差別がもっとひどかった頃は、ユダヤ系は白人のクラブに参加できなかった。ところがユダヤ系は自分らもそういうクラブに入会させろと要求するのではなく、自分らでユダヤ人以外の人も参加できるクラブをつくってしまった。

(引用終)

このカカシ夫人は東京出身の日本女性で、確かご主人のミスター苺がユダヤ系だったかと記憶する。すごく頑張り屋さんだなって、おもしろく読ませていただいている。かなり前に、パイプス先生のことを「パイプは正しい」なんて引用されていて、ご愛敬だった。

もう一つの保守派ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140215)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140908)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141106)を。

http://conservative.jugem.jp/


「"Better Late Than Early" 読了」
2015.01.18 Sunday


・"Better late than early" 早いより、遅いほうがよい。 本書は「遅い」初等教育のススメである。

・自分自身の将来への不安を抱えながら、親は少しでも良い未来を子供に託そうと、一歳でも早くから集団教育をスタートさせることに余念が無い。

・近眼、どもり、非行、勉学への意欲喪失、これらは早期教育の結果である。

・家庭での教育とは机に向かっての学問的教育ではなく、人間としての徳を叩き込む教育である。

・幼児と大人である親とが暖かい家庭において安定した関係を築くことが、その後の子供の人生を決定づけるほどに重要である。

・必要なのは子供に対する献身的な愛である。生きる基本を身に着けさせることである。親と一緒に掃除、片づけ、料理、買い物、家庭菜園の手入れをすることで生きるための経験を与えられる。 この経験はテレビやゲームからは決して得ることができない。

・子供は学校で受け身になるのではなく、自分の目で見、耳で聞き、手で触り、動かすことで能動的に生きることを経験する。

・子供は実体験において言葉と時間と空間を肌感覚で把握し、同時に計画し、計測し、計算し、記録することを学ぶ。

・読むことはあらゆる学びの基本である。 読むとはすなわち考えることである。


・視覚(本の文字など、近いものをしっかり捉えて落ち着いて追える)
・認識(文字として読んだものを現実とつなぎ合わせて理解できる)
・聴覚(音の違いを正しく聞き分けることができる クとグ、オとヨなど)
・滑舌(正しく聞きとった音を正しく発音することができる)


・社会性とは、自制心ある人間として礼儀と節度をわきまえ、他人を思いやり、責任ある正しき外交的な振る舞いが出来ることである。 ギャグをかましたり人の顔色をうかがったり空気を読んだりと、いわゆる世渡りに長けることではない。

・強きが弱きを従える、力ありきの社会、それが子供の世界である(ある意味国際社会の縮図である)。

・子供に権利を与える一方で責任を教えることをせず、その結果手に負えなくなると学校に責任を押し付ける。

・あっという間に同年代に追いつき、追いつくだけでなくリーダーシップを発揮するものである。なぜならば、そのような子供は早期に学校に入った子供には得られない体験をしている自信があるからである。 基礎的な体力が備わっていることに加え、学ぶことへの明確で強い目的意識があるから同年代の子供よりも一歩も二歩も先を行けるのである。

• 自制心と服従(自分の欲求を制するのは人間として生きる基礎である。 家庭は民主主義ではない)
• しつけ、マナー、規則、法律(やってよいこととやってはいけないこと)
• 触ってよいものダメなもの、自分の持ち物と他人の持ち物との区分(所有権とその範囲=大人になってもこれが分からず、人の金も自分の金だと思っている人間が多い)
• 好きに行動することが許される範囲(他の家に行って恥をかかないように)
• 子供の友達をどうやって選ぶか(友人選びは教育の一環である)
• 規則的生活(幼児に対する"feeding on demand"は「我儘っ子」への早道)
• 好き嫌いの無いバランスの取れた食事(前の食事で残ったものから食べさせるべし)
• 生活回りのあらゆる手段・機会・対象を使っての言葉の習得。 雑誌の切り抜きを使う手作りのジグソーパズルなど、金をかけなくても出来ることは山ほどある
• 音楽:旋律とリズム (ピアノを習わせる前に音楽に合わせて空き缶でドラム叩き)
• 安全衛生(刃物の扱い、熱湯やガスコンロやドアへの注意、交通安全)
• 他の生きものへのいたわり(小動物を飼ったり植物を育てることで、生かされている自分を知る)
• 他人へのいたわり(これが教えられるのは、子への無限のいたわりの気持ちを持つ親だけである)
• 整理整頓、信頼性、迅速性、配慮、勤勉、清潔(「来た時よりもきれいに」と「整然とした作業環境で効率良い仕事を」の精神を叩き込む)
• 辛抱(撒いた種はすぐに花を咲かせるわけではない。 花を咲かせるには日々の観察と水やりと光合成が不可欠であることを家庭菜園で知る)
• 計画性(規則性のある生活を回していくために先を読んで行動する癖をつける)
• 情報の正確な把握と伝達(「〜を〜へ伝えて」「〜を〜から持ってきて」の指示を実行させて正確さへの意識を植え付ける)
• 社会の仕組み(警察、消防、政府、企業はどうやって社会を構成しているのか。 政府と市場のあるべき関係を知る)
• 経済の仕組み(定額のおこずかいで収入と支出、貯金と消費を知る。 特に貯蓄の大切さは重要)
• 調査(「教わっていないから知らない」ではなく、分からないことをいかにして能動的に調べて知識とするか)
• 目標、実行、挑戦、結果(レゴを組み立てる、お絵かきを仕上げる、のような小さな作業を完了させることで達成の喜びを知る)
愛国心・社会と国家と歴史への敬意(自分が生を受け生きられるのは誰のおかげであるか。 家族、地域、国家、そしてそれらを守り育んできた歴史と伝統とその有難さを知る)

・子供が大人に向かって育つのを助け導くために、一刻も無駄にするなかれということである。

・8歳にもなれば、家事のほとんどが自分でできるようになる。生きる基本をしっかりと身に着けさせる。 自分の身の周りのことを自分で片づけ、周囲の人のために何かをしてあげることのできる自立した子供を育てる事。 それが家庭教育の真価である。

(部分引用終)