ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

ムスリム棄教者の著書

https://twitter.com/ituna4011
Lily2 @ituna4011
"Why I Am Not a Muslim" by Ibn Warraq (http://www.amazon.co.jp/dp/1591020115/ref=cm_sw_r_tw_dp_zNSHub09Q875K …) arrived here today.

イブン・ワラク氏(偽名)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130521)については、もう十数年以上も前に、偶然インターネット上の映像で見たことがある。その頃はまだ、タイツのような被り物で目だけ出した覆面をしていた。場所は、確かハーヴァード大学だったかと思う。謹厳な雰囲気で、質疑応答も活発だったが、厳しい状況がうかがえた。当時の日本のイスラーム論議とは全然レベルが違う、と驚いた。
彼の著書については、これまでに二冊を入手して手元に持っている。西洋を擁護する内容である。
Why the West is best”(2011)“Defending the West: A Ctitique of Edward Said's Orientalism”(2007)だが、いずれも2012年1月7日に届いた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120113)。
上記の本を合わせて三冊とも、ダニエル・パイプス先生の言論が肯定的に引用されている。
パイプス先生の周囲にはムスリム棄教者が目立つのだが、アメリカだからこそ、そういう立場の人々を擁護し、支援するのが是とされているからでもあろう。一方で、だからこそ、敬虔なムスリムにとっては、まるで自分の信仰が否定されているかのように感じられ、目障りな存在でもあるのだろう。
しかし、イブン・ワラク氏のような存在をも認めるのが、近代社会というものである。
ムスリム棄教者に関する過去ブログは、以下をどうぞ。
http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080414)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080415)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080416)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080417)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080420)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080503

記した当時は全く予想もしていなかったのだが、実は、上記ブログに登場する人々は、パイプス先生と一緒に会合で発言されているか、映像で出演されているお仲間活動家でもある。
こうしてみると、やはりパイプス親子先生とは、出会うべくして出会った出会いなのかもしれない。
蛇足ながら、拙訳の中でイブン・ワラク氏が引用されている二本をどうぞ。
http://www.danielpipes.org/12875/)(http://www.danielpipes.org/13353/