ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

消えたブログの文章

2012年5月10日付ツィッターの転載です。

https://twitter.com/#!/ituna4011
23h Lily2‏@ituna4011
今朝から4時間ぐらいかけて書いた日本語ブログが、消えてしまった!重要なテーマだと思い、かなり力を入れたのに、あっという間に削除....。理由は単純。「イスラエルの抹殺」「イラン攻撃はいつ?」などというリンクがつないであったので、そのリンクだけを消した。ところが....


23h Lily2‏@ituna4011
操作ミスだったのかもしれないが、これまでありえなかった全文消去となってしまったのだ。ちょっと考えられない。不愉快なリンクは、何度も消してきたが、自分の書いた文章を削除する操作など、したことがなかった。最初の20秒ぐらいは、まだ画面に残っていたから安心していたが、次の瞬間....。


23h Lily2‏@ituna4011
何のために、今朝から一生懸命に時間を費やしてきたのか、だんだんわからなくなった。非常に腹立たしいが、もしかして、誰かの追撃?イスラエル擁護の文章を書くと、狙われるとも聞いたことがあるが、まさかねぇ。今、復元作業のためのヘルプをメールで問い合わせているところ。願わくば全文の回復を!

この続きは、記憶に頼ってワードに落とした箇条書きに従って書ければと思います。
もしかしたら、昨日付に掲載するかもしれませんが、どうぞご了承ください。
(ユーリ後注:実は、プロバイダー元にお尋ねしたところ、今回答が戻ってきて、復元は不可能とのことでした。)

物事は楽しく取り組まなければ、なかなか進みませんね。イスラエルと中東問題に関しては、どうも気が重いことが多く、真剣になると、ダニエル・パイプス先生の訳業も慎重になり過ぎて、提出が遅れ気味です。
それに、昨日もまた、変な文章をある日本語サイトで見つけて気が沈みました。「ダニエル・パイプスってまだ生きているの?」みたいな...。(ユーリ後注:間違えました。正確には、「無茶苦茶言うな、っていうかダニエル・パイプスってまだいるんだ、っていうか」でした。お詫びして訂正いたします。)
昨日のフェイスブックに取り上げたことですが、廣淵升彦氏の『世界それホント?会議』で、フランスのいわゆるニカーブ・ヒジャーブ・スカーフ問題に関して、日本人は自分の文化に浸って相手をはかってしまう傾向にあるけれども、これはフランスの国是が守れるかどうかにかかっている重要な問題なんだ、みたいな発言をされていました。
以下はその抜粋です。

http://world-really.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-fb1a.html
「自由がありあまっている日本人にはこの感情はちょっと理解できない気がする。」
「このブルカ禁止令について、中立的なフランス人は、フェミニズムに見せかけたイスラムに対する新たな差別だと見る傾向もあり、フランスの中でも意見が分かれている。」
「この問題をイスラム教文明とキリスト教文明の対立であると切り出すコメンテーター。イスラム文化で育った人たちがヨーロッパに移住し、祖国の文化を持ち込んだが、それを認めてはフランスがフランスでなくなるというのがフランスの考えです。」
「宗教に関してあまりにも寛容すぎる日本人は、なぜここまで2つの文明が衝突するのか、わからないでしょう。日本人は、このような現実を少なくとも知っておく必要があります。そうでなければ、ホルムズ海峡の緊迫した情勢も理解できません。」
イスラム文明圏には、これまで人権を求めた革命はありませんでした。一方、フランスではユマニズム=神よりも人間が上だという人間中心主義が何百年もかけてはぐくまれてきました。この人間中心主義を侵してくれるな、こちらの価値観に従ってくれ、というのがフランスの穏健派の思いだと思います。」

廣淵先生の世代だと、教養を身につけるとは、他文化について深く読み込みができる態度も含めていらしたと思うので、我々の世代とはピリッとした違いがあります。
翻って、先の「まだいるんだ」みたいな発言が、人権上、大変に失礼なばかりでなく、どうしてそのような切羽詰まった考えと思いで活動されているのかが、全く配慮されていないという点で、深刻な問題を含んでいるのではないかと思うのです。