ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

昨日の追加事項

昨日書いた、「新たな頼まれ事」についてですが(参照:http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120330)、実はいろいろとこぼれ話があり、むしろ、そちらの方が皆様の多くには興味深いのではないか、と勝手に考えています。
というのは、恐らくは、外交官や専門家の諸先生方にとって、(あ、今度はアイツが何かたくらんで、無知な日本女性に誘いをかけてきたな)というところではないか、とも予想されるからです。こむつかしい専門の話は先生方にお任せして、私は私で、頼まれ事の責務を果たすことに専念したいと思います。
無知とは無防備でもあり、勇敢で大胆にもなれます。しかし同時に、あまり知らないからこそ、真っ直ぐに相手に問いかけることもできるわけで、その意味では、できる限り、私なりの引き延ばし作戦で、2ヶ月弱、粘りに粘りました。簡単に相手の誘いの手には乗らなかった、ということです。質問の形でいろいろと条件をつけてみたり、(こんな内容なら、したくありません!)とごねてみたり、一方で、先方にとっては今すぐに手離すにはちょっと、と思わせてみたり(?)、一種の心理ゲームのような、相手の手の内を読むまでの時間稼ぎというのか、そんな時期を過ごしました。
ジョン・ル・カレのスパイ小説を読んだ経験も、一つの参考にはなりました(参照:2012年1月29日付「ユーリの部屋」)。どうやって、殿方が女を使って情報を得ようとし、我が意に添わせようとするか、という経緯は、あの小説によって、少し学べたかと思います。だからこそ、「現代の教養には、古典ばかりではなく、いわゆるダークサイドを知ることも含まれる」というのは(参照:2010年1月14日付「ユーリの部屋」)、その通りだろうと思うのです。
同時に、自分が日本国民であること、それ故、忠誠を誓うのは、日本国以外にないこと。そのために、いざという時の頼み綱は、これまでお世話になり、知り合いになった方々との人間関係と信頼に尽きる、ということ。この原則は崩さないようにしようと思っています。
いろいろなコメントが、今後、寄せられるかもしれません。もしも何らかの危険を察知されたならば、速やかに、確固たる事実を証拠として、どうぞお知らせください。