ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

引っ越し記念日

3月8日と言えば、2004年に、同じ敷地内で転居したのでした。ですから、この日は引っ越し記念日ということになります。
小学校6年生の時、2学期が終わりそうだという時にも引っ越しをしました。この時は、名古屋市郊外に土地を買って家を建てた両親に従って、家族で転居したのですが、長女の私が思春期にさしかかる難しい年頃だというので、いきなり中学から新しい環境に入るのではなく、3学期だけは小学校で慣れておいた方がいいという大人の知恵と配慮で、このようになりました。
今でも思い出します。転校前のお別れ会で、担任の先生が私に何を望むか尋ねたので、「マイム・マイム」を皆で踊りたい、と(参照:2007年7月28日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070728))。フレアースカートをひらひらさせながら、得意顔で輪になって、教室内で踊っていたことを覚えています。ありがたい思い出ですねぇ。クラスのほとんど全員が、色紙に言葉を書いてくれ、その他に、手作りのプレゼントをいっぱいもらいました。昨年3月に亡くなった母方の祖母が、贈り物の山を見て、「まぁ!」と驚いていたことも併せて思い出します。
そして、隣のクラスの同じ鼓笛隊で一緒だった近所の上田くんという子が、顔を赤らめながら、「ちょっと時間ある?」とおずおずと声をかけてくれたのに、私ときたら、少しも湿っぽくもならず、「あ、もうすぐ帰らないといけない。お母さんが待っているから」なんて、つれないことをしました。今なら、上田くんの気持ちを、多少は思いやってお付き合いしたんですけど...。ま、小学校6年生というと、女の子の方がませていますから、純情な男の子を簡単に傷つけてしまうんですね。ごめんなさい!