ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

クリスマスに...

再び、ツィッターhttp://twitter.com/#!/itunalily65)からの転載です。

25 Dec 2011
・久しぶりにフランス語をまとめて勉強する。やはり楽しい。この歳になって、数言語目にやっとフランス語に入れた。もともと、言語文化の専攻だったのだから、当然の成り行きでもあるが、こんなに遅れたのはなぜ?単なる楽しみばかりではなく、少しでも知識を広げておけば、何かと判断の助けになる。
・クリスマスを静かに過ごせた。これこそ、本来の在り方では?友人達から、メールやフェイスブックで挨拶が届く。私の要領がよくないのかもしれないが、いろいろな郵便物やお手紙など、その場で効率よく処理するだけでは、気持ちがなおざりになってしまいそうだ。他の方達はどうしているのかしら?
・例えば、このツィッターにしても、フォロー人数は少ないが、実はメールの方に連絡があり、その総計は結構な数。ただし、出入りが多く、一見さんも少なからず。表面だけ見て、その場のフィーリングでつながり、結局、自分にも返事がなかったり、ちょっと場違いな文章が出てくると、さっと離れていく。
・ケータイ電話もめったに使わない生活なので、その方が助かる。非社交的みたいだが、本を読んだり、自分で考えたりする時間を確保するには、それしかない。そう言えば、院生時代の恩師、白井成雄先生から、またご丁寧なお手紙を頂戴してしばらく経つ。不肖な学生だったのに、本当に腰の低い先生。
←(後注:白井先生については、2011年10月1日・10月6日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111001)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111006)を参照。)
・たとえ限られた人数であっても、お一人お一人との出会いを極力、大切にできればと願っている。今日も、K家から家庭冊子が届いた。息子さんの方から、早速お返事あり。原発に関する日独比較の新たな試みのご紹介も。ドイツの教会について、一つまた学んだ。こういうことを大事にしたいのだ。
←(後注:「K家」については、2007年6月23日・6月24日・6月26日・7月1日・7月3日・7月9日・10月3日・12月18日・2008年4月22日・7月8日・7月11日・12月21日・2009年2月14日・7月12日・9月1日・2011年5月19日・5月24日・8月27日・8月28日付「ユーリの部屋」を参照。)
・そうしてみると、「ドイツの教会は弱い」と、今年6月頃に私におっしゃった某神学部の教授の言は、一体、どうなるのか(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110603)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110808)。結局のところ、本質に忠実である方が、いざという時、モノを言うのだ。

26 Dec 2011
・マレーシアの官制ニュースによれば、「外国人は、マレーシアのようなムスリム多数派で、このように寛大に友愛を持ってクリスマスが祝われるのに感銘を受けている」らしい。アラブでも、例えばベトレヘムでは、クリスマスをムスリムと共に祝うと聞く。つまり、事の本質はそこにはないのだ。
←(後注:この件に関しては、2007年12月25日・2008年12月16日付「ユーリの部屋」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071225)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20081216)参照)
・そこで思考を止めてはならない。表層だけ見て結論づけるならば、それは、観察でも調査でも研究でもない。例えば、旧ソ連を視察して「人民は何不自由ない生活で、労働に目を輝かせ、協力して融和のうちに暮らしていた」と報告されて、何か違和感を覚えなかったか?もしそうならば、なぜ難民が出たのか?
・マレーシアの場合、頭脳流出が止まらず、教会もここ20年間、同じ問題を繰り返し議論している。共産圏とは質が異なるとはいえ、口で言っていることとやっていることが違うのだ。「それもあり」と全面肯定するならば、話はそこまで。「あなたがどれほど信頼されているかで、与えられる情報が違う」と。
←(後注:「頭脳流出」問題は、2010年6月29日付「ユーリの部屋」参照)

(転載終)

今後の作業の下準備として、ツィッタ―をブログに転載し、キーワードの日付を検索して印を押していますが、大変な手間暇がかかります。思い立ってすぐ文にするのは、ツィッタ―の方が楽です。でも、後の作業は面倒です。
先程、学部時代のドイツ語の先生から、また著作が送られてきました(参照:2008年4月4日・5月28日・2010年1月6日・12月27日・12月29日・12月30日付「ユーリの部屋」)。随分古い論文集をまとめたものなのですが、思想的背景がわかると、今ではちょっと...。ともかく、ありがたく頂戴いたします。