ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

仰げば尊し−学恩−

学部時代の指導教授からのお年賀状に、なんとまた、マレー語のある語彙についての言及があり、全く恐れ入りました。ご専門は、繰り返すようですが、国語国文学です(参照:2011年1月30日付「ユーリの部屋」)。
私の方も慌てて、20年前のマレーシア赴任前、お餞別にいただいた馬来語大辞典を引っ張り出してきて、確認してみました。驚くべきことに、私にくださったのみならず、先生ご自身も同一のものをお持ちだったのです。
いやはや、遠くから「事の真偽を峻別すべく学問的精神を持ち続けなさい」と、無言のうちに昔の教え子を激励される師とは、まさに真の師なり、です。

仰げば尊し   我が師の恩 ♪
♪ 教えの庭にも   はや幾年 ♪
♪ 思えばいと疾し   この年月 ♪

昨日、ぎりぎり寒中見舞いのお葉書で、取り急ぎの返事をお出ししました。若い頃のように緊張しましたが、今後の勉強課題も新たに見つかったように思います。