マレーシア流「神の名」論争
マレーシアでは、年末から今日にかけて、そして恐らくは少なくとも今後も数日間は、「神の名」問題で、さまざまな議論や主張が交錯しそうです。
もちろん、関連ニュースは、マレーシアからも送られてきますが、すべてGoogle Alertでチェックして、ワードに落としてあります。もう既に、このお正月分だけで、100ページ以上にもなってしまいました。アップは、熱が冷めた頃、ゆっくり整理しながらやっていく予定です。
それにしても、この国は、毎年毎年、よく飽きもせず、年末からお正月過ぎまで、「神の名」だけで、政治的、民族的、感情的、神学的、宗教的側面について、素人から専門家まで、同じ事を繰り返し議論できるものですね。
マレーシアの研究をしていない人にとっては、(あ。おもしろい)となって、すぐに英語ニュースを和訳してネット上で流すのでしょうが、実はこれ、1980年から続いている問題です。政治家の中には、明らかに嘘をついている人もいます。また、インターネット情報は、膨大な割には、嘘と真とが巧妙に入り交じっています。だからこそ、専門的なきっちりとした仕事が必要なのですが、日本では、相当遅れた分野です。
まぁ、ゆっくりやっていきます。今日から我が家では仕事始めなので、早速、今年の計画を、整理も含めて立てようと張り切っています。ただ、この毎年の「神の名」論争のせいで、日々の作業でかなりの時間をとられてしまうのが、悔しいやらバカバカしいやら...。
(参照:2007年10月18日・11月1日・12月25日・2008年1月7日・1月8日・4月24日・4月26日・5月5日・9月11日・9月12日・2009年2月27日・2月28日・3月1日・3月2日・7月7日付「ユーリの部屋」)