ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

世の中はうつりにけりな華の香も

首相逆ギレ「あなた方に言われたくない」


 鳩山由紀夫首相の所信表明演説に対する代表質問が28日、始まった。衆議院で、野党として15年ぶりに質問した自民党の総裁とは批判合戦となったが、不十分な答弁も目立った鳩山氏に対する谷垣氏の再質問はなし。政権交代後初の与野党トップ対決は、不完全燃焼で終わった。
 谷垣氏は、民主党政権公約に対するぶれを「ご都合主義」「民主党の公約は羊頭狗肉(くにく)だ」と指摘。八ツ場ダム問題や、官僚OBを起用した日本郵政社長人事を「政治主導という名の政治暴走」と指摘した。これに対し、鳩山氏は「(政権に)ビジョンがないと、あなた方に言われたくない。こんな財政にしたのは誰だ」と返し、自民党政権時代の政策を逆批判。ただ、この日質問した3人全員が触れた故人献金問題は「捜査に全面協力する」と、同じ答えを繰り返した。
 終了後、鳩山氏は「かなり自分の言葉で話した」と自画自賛。やじまで飛ばした谷垣氏は「小児的な反応で乗り越えられると思うなら噴飯物」と非難したが、民主党小沢一郎幹事長は、周辺に「自民側は再質問すればいいのに、根性ないなあ」と話した。
 初めて代表質問を目にした自民党小泉進次郎衆院議員は「今日の本会議を国民の方に見てもらえれば、多くの方が恐らく、私と同じでは。鳩山政権が本当に“脱官僚”なのか。分かってもらうために政策本位の論戦が必要」と、述べた。

 [2009年10月29日8時47分 『日刊スポーツ』紙面から]

今にして思えば、この時は新鮮さもあって、どこかなつかしいですね。

首相がブログ開始、予定公表で周囲ハラハラ


 鳩山首相は1日、ネット上に自らのブログ「鳩cafe(カフェ)」を開設した。
 また、投稿・閲覧サイト「ツイッター」の利用も始めた。いずれも国民との直接対話が狙いで、意見や感想は、首相執務室にある専用モニターで随時チェックしていくとしている。
 初回ブログは1日午前10時30分付で首相の文章が掲示され、首相が携帯電話のカメラで撮影した元日朝の空の写真が掲載された。
 首相はこの中で、「これから皇居での新年祝賀の儀に出席します」と自らの予定を“発表”。これには「警備上望ましくない」と指摘する声もある。
 ブログのアドレスは、http://hatocafe.kantei.go.jp/ 

[2010年1月2日18時57分 『読売新聞』から]

兄ぽっぽ先生、ちょっとノリが軽くないですか。いかに「国民との直接対話」を心がけるとはいっても、我々庶民と同じ事をされては....。ここは一つ、どっしりと構えていただいた方が....。

年改まって昭和50年となり、日本の経済状態は深刻な危機を迎えようとしている。狂乱物価に象徴されるインフレーションにもかかわらず景気は後退し、失業者は増加の一途を辿るという難しい状況を示し、この難局がどのように克服されるものか、前途暗澹たる感じである。しかし従来の放漫な水ぶくれの如き体質を改善するにはこのような不況もむしろ有効な治療法となるのではないかという考え方もある。」


(『信州大学学報 第250号』「年頭の辞昭和50年1月1日)p.43

なるほど。しかしこれ、昭和50年の話ですね。

そして本日登場したのが....

首相が年頭会見 「二番底回避へ予算成立を」


 鳩山由紀夫首相は4日午前、官邸で年頭の記者会見を行い、経済運営に関して「景気が二番底になってはいけない」と述べ、09年度第2次補正予算案や10年度予算案の早期成立に全力を挙げる考えを表明した。夏の参院選衆院選の同日選挙については「発想はない」と否定。参院選前の内閣改造に関しても「考えているわけではない」と述べた。
 永住外国人への地方選挙権付与法案の扱いでは「与党との調整が済めば、法案として提出したい」と述べ、通常国会での成立に意欲を示した。
 今後の課題としては(1)規制改革に向けた事業仕分け(2)公益法人独立行政法人改革(3)天下り禁止の徹底―などを列挙。米軍普天間飛行場の移設問題をめぐっては「数カ月の中で沖縄県民にも米国にも理解してもらえる結論を出すことを約束したい」として、5月までの決着を目指す意向を重ねて強調した。
 自らの偽装献金問題では「できる限り説明する努力を払っていきたい」と述べた。
[2010/01/04 11:15【共同通信】から]

がんばっていただきたいものです。