ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

昨日の補足その他

昨日のCD紹介では、時間の都合もあり、曲名の細部を列挙しませんでした。有名なレクイエムなので、ご存じの方も多いかとは思いますが、念のため、今日の「ユーリの部屋」で補足させていただきます。
フォーレアンドレ・メサジュの『小ミサ曲』("ヴィエルヴィユの漁師のミサ"1882年オリジナル・オーケストラ版)
キリエ」「グロリア」「サンクトゥス」「救い主なる」「アニュス・デイ
ブラームスの『ドイツ・レクイエム』作品45
「悲しんでいる人たちはさいわいである」(Seilig sind, die da Leid tragen)「人はみな草のごとく」(Denn alles Fleisch, es ist wie Gras)「主よ、わが終わりと」(Herr, lehre doch mich)「万軍の主よ、あなたのすまいはいかに」(Wie liblich sind deine Wohnungen)「このように、あなたがたにも今は不安がある」(Ihr habt nun Traurigkeit)「この地上には、永遠の都はない」(Denn wir haben hier keine bleibende Stadt)「今から後、主にあって死ぬ死人はさいわいである」(Seilig sind die Toten)
バッハモテット集
「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」(BWV230)(Lobet den Herrn, alle Heiden)「讃美と誉れと栄光」(BWV231)(Sei Lob und Preis mit Ehren)「われ汝を去らしめず、汝われを祝せずば」(BWV Anh.159)(Ich lasse dich nicht, du segnest mich denn)

こうしてみると、やっぱり音楽っていいなあ、ドイツ語を続けてきてよかったなあ、と思います。
昨日から読み始めたのが、Sidney H. Griffith "The Church in the Shadow of the Mosque-Christians and Muslims in the World of Islam" Princeton University Press, 2008です。著者や本書については、2008年5月22日・2008年10月25日付「ユーリの部屋」でも言及済みですが、読みたいと思ってもなかなか手が回らなかったのが、ようやくといったところです。こうして、自由に本が読めて、おもしろく感じられる時期をこの上なく感謝していますし、ありがたいことだとつくづく思います。義務的に強制されてやるより、自発的に取り組んだ方が、身につくに決まっています。先日の学会でも指摘されたように、実に大変なテーマですが、調べていくと、本当におもしろいのです。著者も、25年以上かけて本書のテーマに取り組まれたとのこと、そして、イスラーム圏内でのクリスチャンの貢献に関しては、これまでほとんど語られることがなかったとも述べています(p.xi)。
それならば、マラヤ地域の日本部門は私の担当ということになります!ますます勇気がわいてきました。がんばらなければ!!