ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

「保守派は健康で幸せである」

殆どテレビを見ない暮らしなので、向日市の資料館へ行くまで、「おじゃる丸」について全く知らなかった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180715)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180719)。
今朝方、昨日のブログが気になってウィキペディアを見たところ、作者は女性で、48歳の時、仕事が進まないことを苦にして投身自殺されたようである。
全く痛ましい。が、ふと感じたのは、どこかに無理があったからではないか、ということだった。
典拠は今出せないが、今年の5月17日に94歳で逝去された故リチャード・パイプス教授は(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%EA%A5%C1%A5%E3%A1%BC%A5%C9%A1%A6%A5%D1%A5%A4%A5%D7%A5%B9)、昔どこかで「保守派は健康で幸せである」と述べていらした。歴史家の経験談なので、重みがある。
おじゃる丸」のようなキャラクターやストーリーは、何も知らない子供達が一見、楽しんで歴史に触れ、喜んでいるように見えるが、最初に間違って喜ばせてしまうと、後が続かなくなるのではないか。
意味がわかってもわからなくても現実に触れる機会として、最初から歴史の重みを直接感じておいた方が、結局は近道である(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141215)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20180719)。
社会主義系の本は、とかく(子供の感性って素晴らしい)と、人生が短くて体の小さな人間を無闇に礼讃し、「楽しく学ぶ」とばかりに、ケバケバしいアニメ等で誤魔化してしまう傾向にある。「漢字が読めない人々への配慮」等と、心にもないことを言いながら、平仮名の多い文章を書く学者や著述家は、大抵のところ、社会主義系である(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140918)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/comment/20171129)。
漢字が読めない人達には、読めるように教えてあげなければならないのに、何たる欺瞞!
このようにして、国力を低下させ、社会を無気力にさせ、人口縮小へと向かわせるのだ。
もう一つ、社会主義の傾向は、嫉妬と妬みである(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100209)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110523)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121109)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170710)。出自は誤魔化せないので、本人の努力次第で人生を切り開くとなれば、表面的な指標としての「社会的地位」や「居住地」等の見た目で人を判断し、自己表示しようとする。
その努力は必要であり、世襲が必ずしも最善だとは言い切れないが、程よくブレンドされているのが良いのではないだろうか。つまり、先祖代々からの知恵や経験の蓄積に血筋を加え、なおかつ、自由競争社会における個々の刺激と活気があれば、さらに良い。
昭和時代には、それが残っていた。平成に入ってからは、急に世の中の景観が崩れてしまった。