ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

世論操作

工作員に要注意ということの復習。
1970年代に日本にいて『新しい時代』という雑誌の東京特派員ジャーナリストを装いつつ、日本国内で各界に有力な人脈を作り、世論を操作していたレフチェンコについて。

http://hkennedy.hatenablog.com/entry/2017/01/18/184056

2017-01-18


スタニスラフ・レフチェンコの証言---KGB・日本活動の実情


日本に於いては、我々は
アメリカと日本の間に、更なる政治的、軍事的な協力関係を築くことを防ぐ
アメリカと日本の間に、政治的、軍事的、経済的な活動への不信感を奨励する
• 日本と中華人民共和国との間に、特に政治的、経済的な良好な関係が更に築かれる事を防ぐ
ワシントン、北京、東京の間の反ソ連三角形が築かれる可能性を排除する
ソ連との間に近しい経済関係を築くために、まず第一に、自民党、次に日本社会党の、日本の主だった政治家の中に親ソ連ロビ―を作る
• 高いランキングに位置する『エージェント・オブ・インフルエンス(影響を与える為の工作員)』、主だったビジネス・リーダーとメディアを使ってソ連との経済関係を大きく広げる事は重要であると説得する
• 日本の政界の中に、日本とソ連の友好善隣関係条約を賛成する運動を組織する、等の使命を与えられていました。

(部分抜粋引用終)
そして、『エコノミスト』誌について。英語を勉強するのに、『ニューヨーク・タイムズ』紙や『タイム』誌と並び、『エコノミスト』誌を読んで得意になっていた人、挙手して?

http://www.nipponkaigi.org/opinion


日本会議への批判報道を糾す(日本会議会長 田久保 忠衛)
平成29年03月15日


The Economist ではそれがよくわかる。書かれていることを箇条書きで抜き出すと──。


日本会議歴史修正主義を集めている。
第二次世界大戦東アジアを解放した、と戦前を賛美している。
・軍隊を再建しようとしている。
愛国主義だ。
・「左翼の教師たちが子供たちを洗脳しようとしている」と騒いでいる。
・戦前の天皇絶対主義を再現しようとしている。
どこかで聞いたことがあるような批判である。


すなわち、この雑誌は時代錯誤的リベラルなのだ。実はいま、アメリカではリベラルは孤立主義と同じような蔑称になりつつあり、リベラルであることを隠すアメリカ人が圧倒的に増えていて、自分たちを「progressive」(進歩的)と自称するようになっている。


ニューヨーク・タイムズ(NYT)を中心に、ずっと安倍首相を叩いてきた。それでも首相の支持率は高いままだ。ナショナリストだと繰り返したが、そうではなかった。アメリカでも評判がいい。G7も安倍首相の独り舞台だったオバマ大統領も広島に来た……となると、安倍首相を叩くことができなくなってきた。そこで、批判する対象として日本会議が登場するという構図だろう。


・日本は民主主義国家である。特定の運動団体が、国会や政治の動きを自在にコントロールできるわけがない。いくら日本会議に力があったとしても、国民を説得し、国民が納得しなければ何事も決まるわけがない。常に過半数を動かすような力などありえない。こんな当たり前のABCがわからないのだろうか。


・一万人大会に、米国のジョン・マケイン上院議員がメッセージを送ってくれた。彼の口から憲法改正を言えば内政干渉になってしまうのでそうは言わなかったが、「しっかりした日本を作ることを心から望む」というものだった。


・中国の異常な膨張主義と米国の「内向き」の姿勢のなかで、「日本の憲法改正に反対するアメリカ人はいまは少ない」との話を、米国の然るべき人から聞いたばかりだ。いまのアメリカは、猫の手も借りたいほどいっぱいいっぱいの状態である。そのため、自分の国も守ろうとしない国のために自分の子供たちの血を流してたまるか、という気持ちが高まっている。

(部分抜粋引用終)