ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

リベラルの意味

http://agora-web.jp/archives/2028679.html


八幡和郎
2017年10月3日


・立憲民進党はまったくリベラルという言葉と無縁な極左容共分子の巣窟に過ぎない


・枝野氏を中心に集まって、立憲民主党を結成するようです。


・世界中で彼らの多くのような極左で、中国や北朝鮮に擦り寄るような人たちをリベラルと呼ぶ国はありません。ちかごろの日本では、共産党までふくめた左翼連合をリベラル結集とかいっているようですが、呆れます。


・リベラルというと、自民党のうち中道寄りの人のことを指すことが普通でした。


民進党では、旧社会党勢力がリベラルを名乗るなどして、リベラルと言えば民進党左派というような使い方になってきました。それには、社会主義を標榜していた社民党を出て民主党に写った以上、社会主義者を名乗りにくくなって、隠れ左翼がリベラルを称するようになったという事情がありました。


・リベラルは、英国政治で自由党(現自民党)の思想を指し、保守主義労働党の社会雨主義と三大勢力をなします。アメリカでは、人権、環境、福祉など公正や正義を重視する主張のことで、民主党の左半分のことと思えばいいでしょう。


・日本では、伝統的には保守とか右派はネガティブなイメージで自民党の主流派は自由主義を標榜してきました。ただ、社会主義に対する保守という言い方はあり、吉田茂の流れに属する人たちが保守本流を名乗ることもありました。


・一方、社会主義社会民主主義、左派の人気低下に伴い、彼らが便宜的に自分たちをリベラルと称する傾向が顕著です。


・ヨーロッパ型の政治経済社会をアメリカ型より好ましいと考えることがリベラルなのでしょう。ヨーロッパ型とは、各国における保守派と社会民主主義派の真ん中です。英国でなら保守党左派、労働党右派、自由民主党です。


・国際協調を重視するが一国覇権主義には反対、市場原理を活用しつつ社会福祉、人権、環境、文化などを重視するのが内容です。また、やや大きな政府指向になります。


社会主義も経済合理性と技術進歩重視ですから環境派とは一線を画するもので、日本のように左派が環境派のような主張をするのは矛盾しています。


・日本では中国や韓国の国粋主義に同調する人がリベラルとか左派とか自称することが多いですが、これは、まったくおかしな話です。


極左が体制派の仮面をかぶってリベラルといいだしただけでしょう。

(部分抜粋終)
八幡氏に関する過去ブログは、以下のリストを参照のこと。

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(リスト終)