ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

人生に整理をつける

一日中ずっと家にこもって、やっと確定申告書が整った。毎年のこの恒例行事は、悲喜こもごも、さまざまな感慨にとらわれる(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080130)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090205)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090217)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100208)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20100218)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110216)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20110225)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120222)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130315)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160221)。
今年は、2月3日以来、予想以上に長引いた右目のヘルペス疾患のために(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170219)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170303)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170306)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170308)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170309)、書類整理が遅れに遅れ、例年の町内で提出することは早々と諦めた。明日、電車に乗って、隣の隣の市まで久しぶりに行くことになる。
我が家の場合、医療費控除と寄付金控除の還付金目当てで、毎年、書類を提出しているのだが、医療費については、案外に控除額以下で済んだ年もあったことに、先程、改めて気づいた。とはいえ、2003年と2004年という、まだ若かったはずの時には、今よりも遥かに症状の軽かった主人の方に民間療法的な精神面でのお金がかかっていて(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170112)、そういう時には、私の医療費も正比例して上がっている。
また、2015年からは特定疾患の制度が変わり、それまでは難病であれば一律料金として抑えられていたのが、今後は収入に応じて支払う額が段階ごとに決まってしまったので、またもや高くつくことになってしまった。
一年に一回のお金の流れの把握と整理も兼ねているのだが、常に思うこととして、精神面の安定が何よりだと思う。主人が病院に行く度に、レシートと健康ノートに記入することが、とてもストレスになっていることにも気づいた。しばらくは空箱に領収書を突っ込んだままだったのだが、その整理も苦痛になってしまった。それに輪をかけて、自分も昨年から今年にかけて、皮膚科(原因不明の突然の湿疹)や外科(関節痛)や(定期的な集団検診で指導されるので、虫歯は一本もないのに)歯科に通うはめになってしまい、どうしたものかと思う。
毎年、(最初から主人が病気でさえなければ、こんなレシート整理やコピー取りもする必要がなく、もっと前向きで建設的な方向に人生設計が立てられたはずなのに)と思ってしまうところが、我ながら情けない。
それに、今回の完治が遅れた眼病のこともあって、本当にいろいろと考えさせられた。
「断捨離」は左翼思想だと思っていたが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141208)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161201)、一方で、お金と時間の使い方を中心に、人生を整理していかなければ、何もまとまらず、完成しないままに中途で終わってしまうという危機感を覚えた。
それに、自分では元気なつもりであれこれ活動してみても、その後で反動が来て疲労困憊するようでは意味がない。
2月から3月一杯、外の用件も極力休んで、ゆっくり過ごすことにしたが、こんな思いは金輪際、終わりにしたい。
幸い、今朝になって初めて、右目の充血が取れてきて、以前のような白目になってきたのが、我ながら嬉しかった。一ヶ月十日と予想以上にかかったが、この歳でも治療を適切に受ければ回復するのだとわかったことが、単純だが喜ばしい。
もう一つの決心としては、今後は、各種の援助団体への寄付金を削っていくことだ。知り合いのNPO法人も、「これからもよろしく」ということだったので昨年4月に送金したばかりだったのに、同年6月下旬には解散という、不可思議な成り行きになった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160715)。その上、税金対策の書類を申し出て欲しいということだったのに、私には何も送られてこなかった。
学生時代から数十年続けてきたことでもあり、見知らぬ人々へのささやかな善意が、何らかの形で自分にとっての支えにもなるかと思っていたが、特に昨年9月に欧州での移民事例を見聞して以来、考えがもっとドライになった自分を見出している。
医療費が今後もかかるので、大変に申し訳ないが、寄付金は比例して減額させていただく。