ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

とんでもないことに!

我が故郷が、とんでもないことになっていた!
大学二年の1985年、中国(広州・香港)に行った時に初めて利用し(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20101104)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130214)、結婚で関西に移住する1997年まで海外の旅でお世話になってきた名古屋国際空港(旧小牧空港)が、県営名古屋空港となっていたのを地図で発見し、ぎょっとしたのは最近のこと。基本的には鉄道の方が好きだが、もし飛行機を利用するとすれば、こちらでは関空伊丹空港(や神戸空港)なので(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091015)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130503)、忙しさにかまけて、気づくのが非常に遅れたのだった。
名古屋の土地が中国人に売却されているらしいと聞いて極めて不愉快になったのは、今春のイスラエル旅行前のことだった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150511)。
そして、今回は以下の報道である。もう、いい加減にして!
祖父の年齢より二十二年も早世した父は、実はいい時に去ったのかもしれない。

http://www.sakuranokai.org/article/430409148.html


2015年11月29日
「愛知県外国人雇用特区提案:抗議しましょう!」


・県、外国人雇用特区を提案へ 技能実習制と矛盾も
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20151125/CK2015112502000053.html)(ユーリ注:現在、この記事は閲覧不可になっている)


大村秀章知事は二十四日の定例会見で、人口減少による労働力不足解消の一手として、高い技術力と日本語能力を持つ外国人労働者を受け入れる新たな在留資格制度を設ける「外国人雇用特区」を国の国家戦略特区に提案すると発表。


・新制度は「永住への道を開くもの」(大村知事)との位置付けで、移民制度につながりかねない大胆な内容。在留期間は最長五年で、更新も認める。配偶者など家族の在留も可能。


・対象となるのは、日本企業での技能実習制度の修了者や労働力不足が予想される分野に関する資格や能力を有する人、高い日本語能力を持つ人など。実習制度の修了者は母国に帰国後一年以上を経過した人。


・受け入れ分野や人数などを決めるため関係自治体や内閣府、地方の入国管理局などによる第三者監理協議会を新しく設置。外国人労働者やその家族の生活支援やトラブル相談、日本語教育、生活マナー研修などを実施する専門組織「外国人労働者生活支援機構(仮称)」も県独自で立ち上げる。


・外国人雇用特区の提案は、二十六日に内閣府で開かれる国家戦略特区合同会議で審議される。県内の在留外国人数は約二十万人で、都道府県別で三位。そのうち技能実習生は約一万八千人と同一位。

(部分抜粋引用終)

ちょうど明日が出会い記念日。19年前の我々の計画では、企業研究所に勤務する主人が一家の大黒柱として家族を支え、私は関西のどこかの大学で日本語教育の非常勤講師を週に二日ほどして、家事育児と両立させ、その合間にマレーシア関連のテーマで博士論文をまとめて提出する一方、定年退職後の第二の職を考えて、主人もゆくゆくは週末を博士号の勉強に当てる、というものだった。(同僚の数名がそのような進路を辿っていたので、全く荒唐無稽な夢ではなかった。)
実際には、結婚後一年して主人が進行性難病の診断を下されたので(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20101109)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150114)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151106)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151110)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151211)、最もエネルギーに満ちた最初の三年ほどは、二人共、精神的に最もきつい時期を経過し、上記の計画は脆くも崩れた部分がある。だが、まだ全面放棄したわけではない。我々の努力以外に、世相が変化したこともあり、若い頃の目標がストレートに完遂できることが、そのまま幸福で成功した人生とは言い切れないと思うのだ。
それに、国境が高くて外国人が珍しかった頃の日本語教育とは異なり、今の関西では小学校のクラスの半分がミックス児童だと、美容院でも聞いたほどなので(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141231)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150521)、日本語教育の労力や指導法が、我々の学生時代とは全く異なってしまっている。多文化共生や多言語主義(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070821)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070823)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141224)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150124)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150522)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151217)、難民や移民の受け入れの問題が(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090317)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130927)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141002)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150403)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150403)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150906)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150521)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151021)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151022)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151211)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151217)、これほどクローズアップされると、保守派の私としては、日本語教育とは、従来から批判されていたような同化教育などではなく(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150210)、実はスパイ養成講座ではないかと勘ぐってしまう。
...ということで、今の私の置かれた状況は、なるべくしてなったものであり、必ずしも失敗でも間違いでもないと思っている。とにかく、親元にいた若い頃に何でも貪欲に勉強し(国文学科だったのに、英文学科の英米人教員担当の単位も取得し、卒業必須単位をかなり上回る専門科目も受講(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20091218))、利子が高かった時代にいろいろなアルバイトをこなした経験(喫茶店和食店でのウェイトレス、市場の裏方での野菜包み、日本人形店での雛人形の片付け、消費者モニター、愛知県庁の短期事務、家庭教師、通信添削業務、等)が、今の自分の判断を支え、助けてくれていると思う。

(ウェイトレスは接客マナーを学ぶためで、特に都市銀行の管理職だった父が勧めてくれた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20081214)。大学院に進んだ時、「四年制大学なのにウェイトレスなんて」と下層階級扱いをする人がいてびっくりしたのだが、今でも父は間違っていなかったと思う。人の上に立つつもりならば、若輩で柔軟な学生期に、誰にでも頭を下げることが自然にできる肉体労働を経験しておくと、将来、必ず役立つと信じている。それに、給仕の仕事そのものは単純なようだが、世の中や人を見る目が少しずつ鍛えられる。父は、私の「勤務状況をチェックしに行く」とまで張り切っていた。実にいい時代だった。)

では、なぜこのように崩れてきてしまったのか。その背景理論を知るには必須の文献を以下に。

http://rulesforrepublicanradicals-intro.blogspot.jp/


Alexandrea Merrell “Rules For Republican Radicals”(共和党急進派の法則)の冒頭部分の抄訳。1970年代に出版されたSaul Alinsky “Rules For Radicals”に対する、保守派からの批判的解説書。


2010年11月23日


“Rules For Republican Radicals - introduction”


–「みんなのために」と偽って私益を狙う「リベラル派」にとっては「極右の本」。「本心」や「手の内」が読まれてしまうから。
−社会、公益に奉仕したい人たちには、参考になる良識の中庸本。自分の「善意」が本当に役立っているかを考えることができます。現代日本の政治社会状況に瓜二つな点が多々あることに驚かされるでしょう。人権、福祉・障害、男女共同、共生社会等を大義名分にした基金や組織を乱造し、税金や寄付金を獲得し流用する手口を開発した、70年代原典の批判的解説書です。日本の一般国民が、その現状に対して考え、行動すべきヒントを与えてくれます。

(部分抜粋引用終)

(ユーリ注:以下は私による部分抜粋。「アメリカでは….と、私は信じています」という形式が続くが、これは、依存症治療に用いられる十二のステップの文言に少し似ている。私は依存症ではなく、依存症になったこともないが、家の片付け物をしていて余った日用品などを時々送っている大阪のカトリック系施設が、アルコール依存症のグループをお世話している所なので、お礼がてら送られてくる報告書ニュースを読み、十数年前から知っている。念のため、付言する。)

アメリカでは、子供たちは、確固とした職業倫理や自信、自尊心などを教えられ、ポルノスターやギャング、博打打ちを崇めることがないように教えられると、私は信じています。


アメリカでは、家族が安心して就寝しているうちに、彼らの銀行や事業が政府に接収されるようなことは起こらないと、私は信じています。


アメリカでは、手助けが本当に必要な人々は放置されず生活保護を受けている人々は、働けるようになれば、外に出て働かなければならないと、私は信じています。


アメリカでは、人々は、献金皿を回しはするが、麻薬吸引パイプを回したりはしないと、私は信じています。


アメリカでは、高齢者は尊重され敬意を持たれ政府のお荷物にならないように死んでいく方法を教えられることはないと、私は信じています。


アメリカでは、子供たちは、望まれて生まれ、教育を受け、保護されるものであって、単なる政府給付の対象でも、生活保護に次にタダ乗りするだけのものではないと、私は信じています。


アメリカでは、税金詐欺は刑務所に入らなければならず、政府機関を率いたり、高給取りには成れないと、私は信じています。


アメリカでは、裁判は貧富の差を顧慮に入れず、貧乏人は、野心家の検察官にその政治的将来を約束する単なる有罪宣告の統計数字にはされないと、私は信じています。


アメリカでは、不法滞在者者(ママ)は排除されるが、社会をよりよくするための何かを持っている人々の合法的移民は勧められると、私は信じています。


アメリカでは、政府の役割とは、同盟国には尊敬されるが、敵からは恐れられることであって、私たちはみんな友達であるなどと保証することではないと、私は信じています。


強い軍隊は、良く訓練され十分装備された兵士を持ち、彼らは尊敬され、高いレベルの医療保障、教育給付、住宅を与えられもの(ママ)であって、不適切な政治決断の責任を負わされたり、「リスクは知っているはずだ」という理由で、医療コストを自己負担させられることはないと、私は信じています。


アメリカでは、自由は無料ではないと人々は理解していて、限り無い犠牲を進んで捧げる人々がいるところだと、私は信じています。


私は、一人のリパブリカン・ラディカル(Republican Radical)、共和党急進派です.....しかし、私はひとりぼっちではないと考えています。

(部分抜粋引用終)

https://twitter.com/ituna4011


『日本人が一生使える勉強法』(PHP新書)竹田 恒泰(http://www.amazon.co.jp/dp/4569820204/ref=cm_sw_r_tw_dp_h0oGwb0CPYXZC …)が中古で届いたばかり。勉強法シリーズは、整理法シリーズと並び、学生時代から時々見ていた。時代の変遷によって、変わるものと変わらないものとがある。竹田氏は如何に?

(転載終)