ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

スウェーデン訪問その2

今回の訪問趣旨とは異なっているが、以下はその背景設定である。知る人ぞ知る、スウェーデンの表と裏。まずはこちらから。

http://fukushi-sweden.net/news/2005/sweden.fukushi.05.htm


スウェーデン社会福祉の表と裏 


「凋落した福祉国家スウェーデンの惨状」   澤野 正美 執筆  「新潮45」 2005年6月号記載


・文字通り「ゆりかごから墓場まで社会福祉」を誇っていたスウェーデン
・高率の税金を取られるが、医療や老後などの社会福祉は万全で、世界の模範とされたスウェーデンであるが、実は、現実はかなりひどい状態になってるという。そしてその惨状をもたらした主因が、不況による税収減少に伴って採られた「エーデル改革」という財政改革で、その中身は、費用の効率化を目指した「民営化」だと言う。
・福祉事業とは元来が採算不能事業であり、税金と公権力でやらねばできないものである。それを財政が苦しいから民営にしたらどうなるかは自明だろう。何でも「効率化=民営化」と短絡してはならない。

(部分抜粋引用終)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1048


2010年8月23日号『週刊現代講談社


スウェーデンは本当に幸せな国なのか 日本もこうなるの? 高福祉高負担」


・駐日スウェーデン大使のステファン・ノレーン氏は本誌の取材に、自信満々にこう答えた。「日本の方がいい国です
小学校から大学院まで、教育費はすべて国が負担、医療費もほぼ無料(1回あたり2500円程度の初診料のみ)、年金制度も磐石で、貯金がなくても老後の生活の心配はなく、自殺率は日本の半分―高福祉社会を語るとき、常にモデルケースとして取り上げられる北欧の伝統国・スウェーデンは本当にそんなに幸せな国なのか。
・7月21日、朝日新聞の投書欄に、「スウェーデンは理想郷ではない」と題する一文が掲載された。
・フス・恵美子氏に投書した真意を聞いた。
日本の大学教授などが、スウェーデンに好意的な論文を書きスウェーデンが理想郷として語られているのを聞くたびに、歯がゆい思いをしています。私はストックホルムに住み始めて13年ですが、当初から『学生のときに勉強したのとは随分事情が違うな』と思いました。日本に一時帰国すると、いつも『日本はなんていい国なんだろう』と思います」
スウェーデン社会の問題点は、(1)教育、(2)年金、(3)医療、(4)就職難など多岐にわたる。
・教育問題では、教育にかかる費用が無料だとはいえ、教師の質に大きな問題があるという
「日本のような教員採用試験がないため、教師の当たり外れの差が大きい。日本人の私に、『昨日急に語学の先生が辞めたから、明日からスウェーデン語と算数を教えて』と言われたこともあります。
・中学でも、『なぜこの課題をこなさなければならないのか』を議論するのに延々と時間を費やす。小学校入学以前の保育費用は無料ではなく、月に2万円程度。我々の収入からすると、かなり高額です」(フス・恵美子氏)。

(部分抜粋引用終)

http://ameblo.jp/haruharu195/entry-11537755611.html


スウェーデン暴動、5夜連続 移民問題浮き彫りに(AFP=時事)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130524-00000026-jij_afp-int


【AFP=時事】
スウェーデンの首都ストックホルム(Stockholm)郊外の移民が多く住むヒュースビー(Husby)地区で19日夜に始まった暴動は、周辺地区にも拡大し、5日目に突入した。
・暴動の発端は、住民の8割を移民が占めるヒュースビー地区で前週、なたを手にした地元住民の男性(69)を警察官が射殺したことだとみられている。
スウェーデン政府は難民を積極的に受け入れており、さまざまな教育プログラムも提供している。しかし、大多数の移民にとってスウェーデン語の習得や就職は壁となっており、今回の暴動は移民がスウェーデン社会にうまく溶け込めていない事実を改めて浮き彫りにした。同時に、合意形成型民主主義の小国が、移民問題解決に向けて方針を統一できていない現状も明らかになった。
(本文引用)


・世界有数の社会福祉国家、理想の国、住みたい国ナンバーワンなどと喧伝されているスウェーデンもきわめて欺瞞に満ちた国だ。
・たしかに医療費は無料なのだけれど、肝心の医者がまったく不足している。
・歯医者の予約でさえ、二、三ヶ月のウェイティングリスト待ちである。極論を言えば、日本だって医師免許を廃止し、病院を閉鎖してしまえば、簡単に医療費を無料化できる。
・土日と祝日は公務員が出勤しないため、老人ホームの食事は三食とも電子レンジでチンで済まし、入居者は不満を募らせる。これでどこが高福祉国家なのかと思う。
スウェーデンの主要産業は言わずと知れた軍事産業だ。人殺しのための武器をつくり、医療がまともに受けられず、仕事がなくてワークシェアリングに熱心なこの国を、誰が理想の国だと称揚しているのだろうか。


(本文一部抜粋)


三橋貴明スウェーデンモデルを礼賛する愚者たち』
http://amba.to/RukBbH


・日本には北欧諸国(特にスウェーデン)をやたら称賛する評論家が多いですが、彼らはいわゆるスウェーデンモデルの何を理解しているのか、結構不明です。
スウェーデンノルウェーなどの北欧諸国は、労働人口に対する一般政府雇用者(いわゆる公務員)の比率が、ほとんど30%に達しているからです。
・公務員が多いということは、その分だけ政府の支出がGDPに占める割合は高まります。ということは、民間のスウェーデン国民は、公務員に支払われるお金の元である「税金」を、それだけ多く自らの所得から支払っているという話になるわけです。
スウェーデンの国民負担率(租税負担率+社会保障負担率)は60%に達し、日本(40%弱)よりも対国民所得で20%も大きいのです。
スウェーデンは「国民の負担が重く、国民への支出が大きい」という国に過ぎません。ある意味で、社会主義チックな国なわけです。
・散々に日本の公務員の悪口を書いているマスコミが、よくもまあ、スウェーデンを絶賛できるものです。あの国こそ、ギリシャなど足元にも及ばない公務員天国です。
(一部抜粋)


スエーデンのような犯罪多発国家は参考にならない


http://blogs.yahoo.co.jp/higashidake/62224585.html


武田龍夫福祉国家の闘い』(中公新書)


スウェーデンの現実 (本当の素顔) が豊富な資料と体験に基づいて明らかにされてます。それによれば、充実した社会保障を誇る福祉国家スウェーデンの闇は相当なものだそうです。
・自殺者は毎年ほぼ2000人で、そのうち4分の1の4〜500人が15〜29歳である。
・自殺よりもさらに深刻なのが、各種の犯罪。刑法犯の数のここ数年の平均は日本が170万件、スウェーデンは100万件。 当たり前ですが、日本の人口はスウェーデンの2倍ではありません、17倍です。
・人口10万人あたりで、強姦事件が日本の20倍以上で、強盗は100倍以上。銀行強盗や商店強盗も多発している。人口10万人あたりの平均犯罪数は、日本の7倍、米国の4倍。まさに犯罪王国(笑)
・著者は、こうした戦慄が走る恐ろしい現実の背後にあるのが、家庭の崩壊であると主張してます。 スウェーデンでは結婚は契約の一つであり、離婚はたんなる契約の解除や破棄でしかなく、それこそ日常茶飯事。離婚率は50%に達し、二組に一組が離婚し、夫婦間には、思いやりとか譲歩とか協力とか尊敬といった感情はまず皆無だそうです(恐)

(部分抜粋引用終)