ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

場違いな「仕返し」

http://www.genron.tv/ch/sakura-live/column/vol?id=312


「他人事ではない超高齢化のリスク」
週刊新潮』 2016年3月17日号
日本ルネッサンス 第696回


・日本は世界一の長寿国となったが、高齢化に伴うさまざまな課題を賢く解決しなければ、長寿大国の意味はないと私は思う。いま、多くの人が高齢者と共に暮らし、何らかの形で介護に携わっている。介護される側も、する側も、眼前で発生する問題に、とにかく対処しなければならない。理屈よりも現場なのである。
・その意味で、離れて暮らしているから監督義務はないとの考え方は、放置を推奨しかねない。家族としての責任、或いは家族の絆について、もう少し別の考え方をする方が、互いによいのではないか。
家族にはやはり責任があるのではないかと、私は思う。そのうえで、家族もするべきことはした、その家族に責任をとらせるのは忍びない、従って賠償責任は免ずるという考え方はできないものか。「責任の空白」を作らない方が、社会としても個人としても、落ち着くのではないか。

(部分抜粋引用終)
櫻井よしこさんのご指摘は、全くその通りだと痛感する。
日本の従来の感覚では公表すべきではなかった私的事項を私がブログで書き綴った事情は、問題の深刻さを喚起する意図もあった。さもなければ、私自身が、根拠なしに全く誤解の中に葬り去られる可能性があるからだ。
1.一緒に育った者が、自分の結婚相手を今でもこちらに紹介していない(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160225)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160228)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160302)。相手の勤務先も知らせてもらっていない。尋ねても「あ、子ども寝かせないと(注:赤ちゃんじゃあるまいし、添い寝は不要の年齢)」と電話を切られてしまう(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150409)。(昨年辺り、叔母からハワイで海外挙式だったと聞いた。もちろん、私は呼ばれてもいないし、知らされてもいなかった。)会ったことがあるのは、祖母の法事の時と父の葬儀の時だけだった。しかも、父の葬儀は、途中で「自治会があるから」と退出(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151212)。妊娠しているとも聞いていなかったのに、いつの間にか出産し、「あの人は何も手伝ってくれなかった」とほざく(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141224)。その子の写真だけが「見ろ!」とばかりに送られてくる。お祝いを送っても子どもはご挨拶もなく、こちらを睨み付けてキックしてくる(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150114)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150409)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151212)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160221)。親は二人ともヘラヘラ笑って、何も注意しない。戸籍謄本を見て驚いた。私の血筋ではあり得ない事態だ。いい加減にして欲しい。
2.もう一人の配偶者は、父の苗字を継いでいるのに、皆が集まった祖母の法事も父の葬儀も欠席(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151226)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160221)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160225)。子どもと旅行に行って平然としている。しかも、私が二十代の時に購入してあった墓地を処分して、貯金も遺産も一戸建て住居も残してあった堅気勤めの父を(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151216)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160225)、しかも、直系も傍系も皆揃い、それぞれに配偶者までいるのに、勝手にお安く天涯孤独の無産者同然の樹木葬にしてしまい、長女の私にはメールで「済ませました」と事後報告のみ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151110)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151212)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151216)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151226)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160113)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160221)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160225)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160302)。いい加減にして欲しい。
3.結婚後一年で発症した進行性難病患者の主人と(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20070719)、晩年の父の数年間は、奇しくも同じ病気だった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151106)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151228)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160108)。自分が罹患してみて、父は「これは厄介な病気だなぁ。○○さんは大変だなぁ」と、電話で言ってくれた。私の方も、患者友の会を父に紹介して(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130403)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140326)「もっといいお医者さんや病院に変えた方がいいのでは」と言ったことがある。薬も重なっていることが多く、そのことで連絡していた時期があった。「ユーリのところは大変だから、悪いようにはしない」とも、父は言ってくれていた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151216)。幼稚園以外は地元の国公立の学校のみで、浪人も留年も塾通いもせず、病気入院も事故もゼロだった第一子の私。きちんと結婚式も挙げ、婚姻届の署名も父と主人の母によるものだった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141224)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151110)。「連絡をくれるのはユーリだけだ」とも、メールで父は書いてきた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141224)。証拠は残っている。ところが、民法で当然の分け前であるはずの遺産は、私には一銭もない。マイナンバーで調べてもいいが、全額取り上げられている。いい加減にして欲しい。
4.金庫に入れてあったはずの、独身時代に働いていた時の一年分の給与通帳が盗まれていた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150114)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151106)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160221)。いつ誰がやったかは、銀行に問い合わせて判明している。あのお金で、結婚後も配偶者に金銭上の迷惑をかけずに勉強を続けていく予定だった。一体全体、何に使い込んだのか?これは盗難で、立派な犯罪行為である。いい加減にして欲しい。
5.今月上旬のことである。数日後には学会発表があり、主人も風邪気味で大変だと言ってあったのに、「では、荷物を送ります」と、直前になって、重くて古い段ボール箱を11箱も一気に送りつけて来た。「家は満杯で入り切れないでしょう」と、電話で嬉しそうに言う。その前には、いきなり16箱も一度に送ってきた。配達の人は、いずれも、あまりの多さと唐突さに、こちらに事前に電話で受け取り確認をしてきたほどである。もちろん、自分の用事は脇に置いて、私一人で部屋に運び込んだ。片付けてあったので何とか部屋には入ったが、お陰様で、その部屋は身動きが取れない状態。こちらの予定を勝手に崩して、もし誰かが家の中で転んだとしたら、一体全体、誰の責任か?いい加減にして欲しい。
6.主人の母が「社会性がない」「常識がない」と繰り返しているが、全くその通りなのだ。真面目に堅実にコツコツと働いて身の丈に応じて暮らしてきた者に対して、(1)平気で無視する(2)お金を横取りして堂々としている(3)こちらが言ったことの反対をこれ見よがしにわざわざ実践して、こちらが困るように仕向ける、という態度の者が、周囲には多過ぎる。
7.今年に入って三ヶ月半以上、パイプス訳文が滞っているのも(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160316)、正直なところ、特に5のためである。もっと前から少しずつ準備すべきところを、何度言っても長引かせて、ゴミが散乱していた状態だった。業者に頼んだはずだったのに、「お金の節約になるから」と勝手に断り、ほとんど何も済ませていなかった。昨年末から、片付けのお手伝いのために、予定を変更して、寒い中を複数回、出向いたのはこちらである。何度も「書類を揃えて」と大袈裟に言われたが、実は証明書一部を5分待ちで役場で取り寄せれば済んだ話である。しかも、こちらが大丈夫かと注意したのに、結局は提出用の公的書類にも不備が多く、後で気づいた私が幾つか付箋をつけて逐一指摘し、休息の必要な主人を再び出向かせた。毎度、軽食や飲み物を持参するのはこちらであって、一度もお茶さえ出ないし、何らお礼の言葉がない。これまで、外食代も大抵がこちら持ちだった。家電製品を用意したのも、こちらである。旅行のお土産も、毎度渡すのはこちらだった。お墓参りの用意も、主人の母か私がしてきた。普段、私が家事や仕事などで忙しくしているのをわかっていて、主人の体が不自由であることを知っていて、だからこそ余計にわざと無視して、嫌がらせに一気に送りつけてきたのではないだろうか。いい加減にして欲しい。

少なくとも私の結婚前の1990年代後半までは、このような状態ではなかった。もっと話が通じていて、遠慮なしに会話ができた間柄だったし、そもそも、お堅く真面目な家庭だったと思う。主人の病気のために、一般的な社交は遠慮がちになったことは事実だが、それでも公明正大に堅実に暮らしてきた。マレーシアのリサーチ・テーマも困難な面が多いが、それでもリサーチ協力者との約束は守り、何事も透明にしてきたつもりである。
若年性難病患者を抱えての研究は、とにかく時間との競争である。できる時にできることを先取りして準備しておかなければ、間に合わない。毎年発表を続けているからといって、趣味レベルでダラダラとプログラムを埋めていると勝手に解釈しないでいただきたい(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160306)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160309)。公的ルートで海外派遣されて抱いた問題意識だからこそ、公的な目的を持って取り組んでいる(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151107)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160113)。公的資金(国民の税金)で給与をいただいていたのだから(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160221)、公的な意識で社会還元するつもりで、長年、口頭発表を続けてきた。
ところが、ふと気づくと、寄ってたかって、時間もお金もエネルギーも平気で奪っていく者が多過ぎる。理解する能力がないから、勝手に誤解して、人の人生の邪魔や妨害をして喜んでいるのだ。
私が見るところ、社会階層上も、学歴上も、人生設計上も、宗教(キリスト教)的にも、あるがままの等身大を超えて人生を夢想し、若い時になすべきことを怠ってきた者達が、昨今の世界情勢や国内状況から、ようやく現実と直面して劣等感に苛まされることになり、鬱憤晴らしに場違いな「仕返し」を他人に仕向けているのだろうと思う。
法的に考えれば、そこに何ら正当性はなく、結局は自分に跳ね返ってくるだけの話だ。
長寿社会で相互に協力し合うべき時に、実力不足で劣等感にまみれた者こそが、ますます地を出して、誰が見てもわかるような嘘をついたり、身勝手な振る舞いをしたり、守銭奴のようにお金を取り上げたりして、他人のお金と時間を奪おうと、たかってくるのだ。
PS:私見では、結局のところ、自分の方が私よりも「頭がいい」と思い込んで(実際に「頭がいい」と自讃していた)、学校時代を過ごしたので、左派思潮にまんまと引っかかっているのだろう。