ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

事実と経験だけが残る

昨夜のラジオ・ニュースによれば、相続税対策のために孫を養子にした事例が、裁判で認められたという。

http://www.sankei.com/life/news/170131/lif1701310043-n1.html


2017.1.31
相続税対策の養子縁組、節税対策として定着 親族トラブルの弊害も」


・節税目的の養子縁組であっても「ただちに無効とならない」と判断した31日の最高裁判決。養子縁組をめぐっては、平成27年施行の税制改正基礎控除額が引き下げられたが、今も節税対策の一つとして定着している。


・ただ、親族の了解を得ずに孫のうちの1人を養子にした場合などでは、他の親族が不満を訴え、訴訟などのトラブルに発展するリスクもはらむ。

(部分抜粋引用終)
詳細は知らないが、もしこれが前例となり今後も通るならば、富裕層であれ中流上層であれ、相続税が数百万円単位の家系は、この処置により誰も相続税を払わなくなり、実際には「子」ではないのに書類(戸籍)上は「孫」が「子」に昇格して、納税義務を逃れる道が正々堂々と罷り通ることになる。

以前に書いた私の親戚の戸籍改竄の事例も(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141224)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151212)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151216)、もしかしたらこのケースに近いのかもしれないが、裁判判決書類を見ていないので、私には何とも言えない。

仮にそうだとしても、いわゆる「ババ抜き」結婚だとか(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170114)、施設名を知らせないでおいて「お見舞いゼロ」を後から責め立てるとか(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170117)、亡くなって数年経つ祖母の悪口を言ったり、会ったこともない私の義母のことを高笑いしたり(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170116)、進行性難病で十数年苦労してきた主人のことも「そのうち、そっちも脳がボロボロになるから見てらっしゃい」と口走ったり(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151106)、「あなたには遺産ないわよ」と平然と言った挙げ句、「これで年賀状は失礼します」(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161201)等という一連の態度は、どう見ても勝手過ぎ、失礼極まりないのではないか。

誕生以来、人生の節目節目でいろいろと助けてもらっていた孫娘に黙って(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161208)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161217)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161229)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170111)、晩年、アルツハイマー病を何年も患っていた祖母(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161115)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161222)の「娘」の座に、血の繋がっていない人がいつの間にか戸籍上、居座るというのは(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170114)、たとえ節税対策であれ、遺産欲しさであれ、法律上はおかしいし、孫の立場にとっては、感情面でもアイデンティティの面でも、到底、容認し難いのではないか。

認知症の高齢者を介護する家族の大変さから、せめて嫁にも遺産分配してほしいという情状酌量は認められよう。それとて、客観的な証拠があれば、こちらにも納得がいくのに、コソコソ隠れて不正行為をするので、ここまでこんがらがるのだ。

私としては、感情の上でどうしても納得がいかないから、いつまでも堂々巡りを繰り返す。それは、直系のため、私の生存根拠の一部と密接につながっているからだ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151110)。それにも関わらず、血が繋がっていない悪事を働いた方は、のうのうと生きている。

繰り返すように、祖母は密葬だったため(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170116)、長年「つんぼ桟敷」に置かれていた私は(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170114)、全く何も知らないまま、気がついたらおかしな話になっていたのだ。

当然、理不尽さに申し立てをする権利は私にもあるだろう。私はレッキとした初孫なのに(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161208)、感情とアイデンティティを不当に害されたという被害を被っているからである。

だが、事実を知りたいと言っても、「個人情報法」とやらで(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160302)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170116)、今は当事者以外には知らせないことになっているらしい。また、「それはあなたの感情の問題ですね」で済まされてしまうのだ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170116)。それに、「気がつくのが遅過ぎる」「もう済んだこと」「よその家のことに口を挟まないように」等と封じられてしまう(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170117)。

その場合、果たして「国民の知る権利」はどこにあるのか?

そういう口封じ文句を言ったのは、父親にも(当然のことながら私にも)黙って結婚し、戸籍謄本と寒中見舞いの「配偶者の親の名前」が異なっていたことが、今年一月になって判明した妹である(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170114)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170118)。

事情を知りたくて電話を何度かけても、絶対に受話器を取らない(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160318)。ようやく取ると、「何度も掛けてこないでよ」とガチャンと切れる(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170118)。

この妹とは、幼稚園から高校までずっと同じ所へ通っていた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071227)。従って、同窓会名簿には同じように掲載されているはずである。(後注:この過去ブログを書いた2007年には、まだ防波堤だった祖母も父も生きていたので、何も知らなかった私も、明るい調子で呑気だった。父はこのブログを読んで、時々、感想を電話で伝えてくれてもいた(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20080111)。当時は、まさか妹の子が「親に黙って結婚」した末のことだったとも全く知らず、遊びに来るように誘っても常に断るので、送られてきた子どもの写真だけを見て、ブログを書いた。これまで会ったのは、祖母の法事と父の葬儀の時の二回だけである。弟の家についても、一度上の子に会っただけで、下の子は写真のみ。そのため、父が亡くなってから、妹が自分で「だから、私は遺産なんて当てにしていません。あんた欲しいの?」と私に言った時(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141224)、茫然として困惑したのだ。それでいて、父名義の株通帳は、私の目の前でしっかりと妹は受け取った。いつでも何でも、私は爪弾きなのだ。)
いくら「結婚は本人同士」「両性の合意のみ」だからと言って、同じ親から生まれて、一緒に同じ屋根の下で育った者に対して、全く紹介もしない方がおかしい。事情を知りたいと望む方が遮断されるというのは、筋違いである(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151215)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170105)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170118)。

要するに、隠れてコソコソやっている者に利便が図られるように、今の法律はできているようである。また、大学やメディアで喧伝される「価値観の多様性」の合言葉の下、常識外れでも何でも、好き勝手ができてしまう。

そして、時々、遺産分け排除の事例として、借金や禁固刑や重篤の疾病等で対応不可だとか、行方不明で連絡が取れない法定相続人が挙げられる。だが、私の場合は、(図書館の本の返却の遅延以外には(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170119))どこから調べられても落ち度なく、真面目に真っ当に生活をし、借金もなく、大病もなく、事故に遭ったこともない。自分の力で勉強して、予備校や塾に通ったこともなく(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090103)、家から近い公立学校のみを経由し、浪人も留年もない。指導教授の勧めで大学改革前の国立大学の大学院まで進み、教授推薦を受けて仕事に就いたので、親にとっては経済的だっただろう。しかも、主人の伯父や叔父、指導教授や上司や同期の方々も皆、お招きして結婚披露宴をし(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161109)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161116)、その後も単に黙々と生きて来た。
それなのに、遺産の一銭もない(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170117)。

また、繰り返すが、働いていた頃の一年分の給与通帳一冊が盗まれてしまっている(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20141224)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150114)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151106)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151130)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151212)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160221)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161117)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20161208)。「盗まれる方が悪い」「気づくのが遅い」と言われるのだが、そもそも、金庫に保管してあった通帳である。結婚後、十年以上経って銀行から書類が届いたので、銀行に問い合わせて誰がしたのかを知ったのである。ヤドガリのように重い荷物を抱えて走り回っていた若い頃を思い出すと、盗まれないために通帳全冊を常に携帯していなければならないという話にならないか。

そもそも、盗んだ方が咎められず、盗まれた側の落ち度になるとは、筋が通らない。

その延長線上に、祖母が亡くなって一年以上経ってからやっと、これまでのお祝い金だとして受け取ったことになっていたはずのお金も、父が亡くなった後で気がついたら、全額下ろされていた。わけのわからないドタバタ騒ぎで疲労困憊していて、毎月の通帳記入がたまたま遅れた隙のことである。証拠としての記録は残してある。

それとて、「キャッシュカードと通帳は同一名義人が保管すること」と銀行では言われているのに、「絶対にキャッシュカードは渡してやらない」と言い張り、一方的に下ろされたのである。

父のお墓参りも、納骨式の連絡さえなく、気づいたら墓地も墓石も消滅してしまっていたのだから、第一子として願ってもできない状態だ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20151110)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170131)。

そして、小さい時には私が名付け親で、ミルクも飲ませ、おむつも替えて遊んだ弟は、「税金を払わなければならないほど遺産を受け取った」と私に言いつつも、今は海外に家族で住んでいるらしく、連絡もなく、住所も不明である。

要するに、生まれた者が自然に持つはずの当然の生存権と所有権というものが、ずっと蚊帳の外に置かれたまま、こちらを生んでおいて義務と責任を果たさない人にあれこれと騒ぎを起こされて、ふと気づいたら剥ぎ取られている過程なのだ。

これでは、いくら真面目に生きているつもりでも、どこか常にイライラした感覚が抜けきれない方が自然ではないだろうか。

こんな支離滅裂で滅茶苦茶な話は、一体全体、どこから出てきたのか。全ては、父が亡くなった2013年以降に次々と噴出したことである。

私は、自分が働いていた時の一年分の預金通帳一冊を返してほしいが、それ以上に、この馬鹿げた時間とエネルギーを支払ってもらいたい。

それまでは、何の効果もないが、ブログで証拠を元に公表を続ける。これ以上、社会が澱むのを見たくはないからだ。

主人がいなくなれば、私は所詮、たった一人。誰も私の証明などしてくれない。だから、自分で記録だけは残しておく。

それに、こういう者とは「ご縁をつけたくない」のは人の常であろうから、仕方がない。私は一人で生きていくしか方法がないのだ。