ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

自分の国は自分で守る

http://blogs.yahoo.co.jp/bonbori098/34052294.html


2016年3月7日


・今後の発想は日本人で内需を拡大していくことに頭を切り替えていくべきです。そのためにも日本はもう過度な競争はやめて、規制で企業や農業を守り、利益を確保させ、日本人を高い賃金で雇えるようにしていかなければならない。特に一次産業は衰退させないためにも国が給与の多くを保障してでも人材を確保して産業を守っていくことが国益であります。
日本人が食べるものは日本人の手で作る。日本人がつくったメイドインジャパンの製品をどんどん売っていく。世界が欲しいのも日本人がつくったメイドインジャパンなのですプラザ合意アメリカに進出した日本の自動車産業も、もう日本に戻るべきではないか。
・国内的には公共投資が少な過ぎて経済効果がないので、どんどん公共投資を拡大してデフレから抜け出していかなければならない。日本政府が考える「移民受け入れ」も、安い労働力、特に日本の若者の就労が少ない農業などに移民の外国人を使おうと考えているようです。
日本は外国人に労働力を依存するような国で本当にいいのか、今がその選択の時期に差し掛かっており、日本人はよくよく考えるべきです。外国人を受け入れるよりも人口が多少減っても日本人自身が働いて日本を支えていくのか。どちらがよいのか、日本人はよく考えるべきです。

(部分抜粋引用終)
自分のことは自分でする。自分の国は自分達で守る。これが基本。

http://ironna.jp/article/2654


ケント・ギルバートが断言 9条こそ憲法違反である」
『月刊正論』 2015年12月号
ケント・ギルバート(米カリフォルニア州弁護士、タレント)


 ・日本国憲法はおかしいと多くの方が指摘。日本語がおかしい、短期間に日本を無視して出来た押しつけ憲法だ、寄せ集め憲法、コピペ憲法、コラージュ憲法…。
・致命的におかしい点が二つある。まず元首の規定がないこと
・当時の事情は知っていますが、天皇が元首だとは憲法に書かなかった。明らかに元首なのに、「象徴」という言葉で誤魔化したわけです。
・もうひとつは憲法9条。何がおかしいかといえば、軍隊を否定している点。


米国の憲法制定の過程


憲法学は英国から憲法の内容は慣習法や判例から自ずと導き出されるので、憲法の文章化にこだわる必要がない。
・米国は憲法を文章化。合衆国という新しい試みについて、連邦政府の権限を明文で規定する必要があったから。北米大陸にあった十三の植民地が、英国から独立。それぞれが英国の不文憲法を受け継ぎ、独立国家のような状態。
・何を中央に譲ったか。外交と国防、それに郵便、州の境界をまたがる貿易のルールなど。


州に教育の権限を置く米国


・教育などの権限は今でも州に。
米国の学校では朝、必ず星条旗に宣誓しますが、これも州に。
・米国国歌「星条旗」の歌詞は戦場の風景。一晩戦闘が続いて、朝起きたら星条旗がまだ健在だったという話。感動的ですが、「君が代」とは対照的な、戦争の勇ましい歌。四番までありますが、三番は最初から最後まで英国の揶揄と批判
《戦争による破壊と混乱を/自慢げに断言した奴等は何処へ/家も国もこれ以上我々を見捨てはしない/彼等の邪悪な足跡は/彼等自らの血であがなわれたのだ》
・法的に国歌として正式採用されたのは、かなりあとの1931年3月3日の国会決議可決。


集団的自衛権憲法以前の話


憲法を学ぶことはとりもなおさずアメリカの歩みを紐解いていくこと
・私は憲法9条こそが憲法違反だと考えている。
国家の自衛権というものは個別的、集団的という区別なく、国際法で認められています
・個別的と集団的を分けて考えたがる傾向がありますが、刑法上、両者は全く区別されておらず、一体のもの。
・刑法36条1項「急迫不正の侵害に対して、自己又は他人の権利を防衛するため、やむを得ずにした行為は罰しない」。
国連憲章51条「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない…」。自衛権は、憲法以前の固有の権利。
・日本政府も、集団的自衛権保有している事実を否定したことは過去に一度もありません。


国民を見殺しにする9条の問題点


日本国憲法前文《日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した》
・軍拡著しいPRC(中華人民共和国)や、核開発を行い、ミサイルを再三日本に向けて発射してきた北朝鮮の「公正と信義に信頼して」、日本人の安全と生存を保持することなど不可能。
・私は前文の方が各条文よりも上位にあるという学説。日本政府は、前文には法的拘束力がないという政府見解を持っているようですが、少なくとも憲法の全ての条文を総括し、そのエッセンスを凝縮したものが前文であるということに争いはない。
・「平和を愛する諸国民」とか「公正と正義に信頼して」などとありますが、そもそも平和というのは、法律概念でも法律的な用語でもありません。あれこれ修飾が加えられてはいますが、この一文の主語は日本国民。では述語は何か。当然、「われらの安全と生存を保持しようと決意した」です。日本国民は自分の安全を確保し生存を保持しようと決意している、国民が国民を守ると決意。
国際法に照らせば、自衛のための武力行使は(個別的・集団的を問わず)憲法以前の話として認められている。国に課せられた最低限の責任は、外敵の侵攻から国民の生命、財産を守ること。
・《第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない》
・この9条のためにどれだけの日本人の命が見捨てられ見殺しにされたか。海外に駐在したり活動している日本人が現地で襲われ、あるいは拉致され、生命の危機に瀕する事件が頻発
・日本は、「一人の生命は地球より重い」と、愚にも付かないキレイごとで身代金を払った恥ずべき過去もある。身代金を払う国は、次もまた狙われます。もし国が、国民の生命と安全を真剣に考えるのであれば、人質奪還作戦を敢行すべき。
日本国憲法13条「すべて国民は、個人として尊重される」と、個人の尊厳。「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」ともあり、幸福追求権。
・25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあって国の責務。
13条の幸福追求権は、国民の命が守られてはじめて成り立つ話ですし、国民の生命、財産を守ることは、健康で文化的な最低限度の生活を営むための大前提。25条は生存権と呼ばれますが、9条を文言通りに守るならば、国は生存権の保障どころか、国民の生命を見捨てる。
9条の内容は前文、国際法に矛盾するだけでなく、他の複数の条文とも噛み合わず、日本国民の人権を侵害。


もはや新興宗教!9条信奉者の異常


天皇国家元首と定められなかった理由や、理不尽極まりない9条が定められた原因、日本国憲法が制定された経緯など、日本人は現実をしっかり認識すべき。
日本軍は戦闘では本当に強かった。米国が勝つには勝ちましたが、米国の打撃もまた甚大だった。恐怖すら覚えるほど日本は屈強
・GHQは日本の憲法の原案を短期間で作り上げました。そのさいも日本を二度と米国に刃向かわない国にする意図
・米国は天皇の処罰を行わず、象徴として残しましたが、元首にはしなかった。天皇の下で日本人がもう一度結束するのは避けたいが、占領統治のためには天皇の権威を利用したい。「象徴天皇」とは、GHQの妥協の産物。
・「9条というのはあらゆる事態にも決して武力に頼らずに万事平和的な交渉だけで国際紛争を解決できる、理想的な国家にしようと考えた規定だ」とか、「日本のやり方が世界中に広がっていくよう世界中の憧れの的にしよう」とか、「憲法9条世界遺産にしよう」というのもありました。妄想もここまで来ると、怪しい新興宗教の教義。
簡単にいえばペナルティ、制裁


自衛官って何者ですか?


・9条はあまりにも世界の現実を無視した実験的規定。新憲法制定直後から米ソ冷戦が深刻さを増し、朝鮮戦争が勃発。米国も「これはまずい」と気が付いて方針を180度転換。
・先日、安倍晋三総理大臣が、自衛隊を軍隊と発言して大騒ぎに。とても不思議な光景。「自衛隊が軍隊でない」というなら、憲法に定められた「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない」(66条)いう規定もおかしいという話。


私だって戦争反対です


・平和安全法制のさいも「反対」する方々が国会周辺で騒いでいましたが、これも不思議な光景。平和安全法制について違憲訴訟が起こされるかもしれません。
・「米国に巻き込まれて戦争になる」などと米国追従を批判する人は、米国に押しつけられた日本国憲法こそが「諸悪の根源」だと主張すべき。米軍の片務的防衛義務に米国世論が疑問を持てば、将来、日米安保条約が破棄される可能性も。
・「戦争法案だ」などという認識は不勉強も甚だしい。デマを喧伝する人間か、または、自分は不勉強だと公言しているようなもの
・今の時代、時代錯誤な帝国主義国家の指導者を除けば、誰でも戦争反対
戦争を仕掛けられないように自衛隊在日米軍、平和安全法制を通じて、仮想敵を牽制する抑止力が重要。
・「永世中立」を守るため、スイスはどこの国にも頼れないので、凄まじく武装。当然、徴兵制。スイスの徹底した国民皆兵にはナチスも手を出せなかった。
武装によって隙をなくすこと。ちゃんとした軍隊を持って隙がなければ、相手は攻めて来ない。平和を守る、戦争に反対するとは隙のない備えを築くこと。


だったら憲法改正しましょうよ


・今から二十五年前、PHP研究所から「ボクが見た日本国憲法」という本を出版し、そのなかで9条について「9条はそのままでも構わない」。しかし今は、全然そうは思いません。PRC(中国)の軍拡と帝国主義的野望、北朝鮮の核開発、米国の変容、沖縄の現状など、世の中は戦後七十年で大きく変わっています。
・国際情勢にあわせて憲法を変えるのは当然。平和安全法制を成立させたから、民意が頑なになり、憲法改正は難しいという人がいますが、私は逆だと思います。日本の国民はいろんな問題や矛盾に気づき始めました。
・今すぐにでも改正すべき憲法ですが、憲法改正には一定の時間がかかる。だから緊急性の高い平和安全法制の成立が先になっただけの話。
米国が守ってくれる。そんな依存症が日本国内に蔓延


ケント・ギルバート氏 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。80年、国際法律事務所に就職して東京に赴任。

(部分抜粋引用終)