ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

温故知新

同じ話題の繰り返しになりますが....

http://hirobuchi.com/archives/2015/09/post_697.html


September 20, 2015
「自分が岡田代表だったらどうしたか?」


・この反対運動は怨念と化し、日本の安全をどうするかなどは全く考えない人々が、ひたすら「安倍は戦争を起こしたがっている」と信じて執拗に反対運動を続けるでしょう。こういう人々を相手に、まともな先進国ならしなくてもよい説得の努力を、政府は続けなければなりません。これは大変な「負の遺産」です。さて、私の見るところ、今回の騒ぎで最も「無能ぶり」「無定見ぶり」をさらしたのは、民主党であり、とりわけ岡田克也代表です。

http://hirobuchi.com/archives/2015/09/post_698.html


September 21, 2015
自分が民主党の代表だったら「こうした」(私案)



1.まず「一切騒ぎを起こすな」という指令を全党員に向けて発します。
2.同時に「汚い言葉を使うな」と言います。
3.「我らは選挙で負けたのだ。よき敗者(グッドルーサー)に徹し、敗者としての「負けっぷりのよさ」「フェアプレーのマナー」を国民に示そう、と言います。
4.騒ぐことに慣れて、フェアプレーだのグッドルーサーなどという思いが全くない党員がいるでしょうが、「すべては次の選挙に勝つためだ。ここは隠忍自重してくれ」と説得します。それでも騒ぎたい奴には「除名」をちらつかせます。



・今回の汚く、幼く、暴力的な国会運営では、得たつもりの支持者もやがて離れます。それよりももっと大人の物の分かった人々の支持を得る方向へと、党の舵を切るべきです。
「そんな提案は理想論にすぎない。民主党にはそれだけの知性もセンスもない。彼らは絶対にこういう案には乗らない。昔のままに騒いでいたいだけだ」という声が聞こえてきます。私もこれが理想論だとは分かっています。しかしあえて苦い薬を処方してみました。



・国会周辺のデモでは主催者は「インターナショナル」を歌わせ、歌詞が分からない参加者には、歌詞を印刷した紙を配ったそうですが、この歌は旧ソ連が「世界革命」を企てて、各国の若者を洗脳していたころの歌でしょう。

http://hirobuchi.com/archives/2015/10/post_699.html


October 02, 2015
スパイ活動についての常識


・9月30日、菅義偉官房長官の記者会見で、どこかの記者が「日本は外国にスパイを送りこんでいるのですか?」と聞いたそうです。国際通の先輩が、嘆きと怒りを込めたメールで知らせてくれました。どこの世界に政府高官が、「はい、送り込んでいます」とか「いいえ、そんなことはしていません」と答えるでしょうか。愚問中の愚問ですが、これが「永田町担当記者」たちの知的水準なのでしょう。スパイ活動(諜報活動)について知っておくことは、ジャーナリストにとって必須の知識です。この分野についての知識がない国会議員や記者たちが、あまりにも狭い視野しか持てないままに、政治を語り、世界平和を論じています。本当に危ない話です。


・最近の記者会見をテレビで見ていると、幼稚な質問をする記者が多いのに気づきます。


・小学生並みの思想だったのだと思います。そういう人間に、「スパイたちが正確な情報を本国に送ることで、平和が保たれてきた一面もあるのだ」と教えれば、仰天するでしょう。仮想敵国の武力や意志力についての高度の情報(インテリジェンス)を得れば、国内のタカ派といえども「あの国をやっつけよう」という気にはならないものです。危険が大きすぎるからです。こうして米ソは戦後一度も戦争をせずに過ごしてきました。こういう話を初めて聞くと、「とんでもない発想だ」と反発する人もいるでしょうが、これが国際政治の現実です。

(部分抜粋引用終)

しばらくブログを休んでいたが、上記の記述を読むと、(最近はつまらない番組が多いのと、忙しくて時間がないので)ここ数年、テレビを見ない生活でよかったと(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20101015)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120922)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130814)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131002)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131026)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20131213)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140315)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140804)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140831)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150911)、つくづく痛感するところである。
「本ばかり読んで」と笑う人もいるが、やはりきちんとした本を日本語と英語の両方で読みこなす習慣がなければ、世の中から置いて行かれてしまう。
ところで最近、私が誕生した時のアルバムを久しぶりに見ていたところ、誕生当日の新聞が一式織り込まれていた。変色したその新聞ニュースの意味が、上記のような事態になると俄然、目から鱗が落ちたように判然とするのが興味深い。
まず、活字の細かさがある。今の新聞の三分の一のサイズで、記事内容も、冷戦時代を反映して主張がはっきり出ており、今では信じられないほど、専門性の高いニュースが一面に出ている。
国連で中共がどのような受容をされるべきかという議論、日韓基本条約調印を巡る議論、エドワード・ケネディ氏の来日の様子(このエドワード・ケネディ氏こそが、後にダニエル・パイプス先生を攻撃することになったのだった!(http://www.danielpipes.org/10987/)(http://www.danielpipes.org/10989/)(http://www.danielpipes.org/15267/))など、誕生した日にこのようなニュースがあったことを、初めての子どもに知らせようとした親心と意気込みを感じるところである。
最も肝要なのは、半世紀前のニュース記事の意図が、現在の日本では全くマスコミに通じていないということだった。通じていれば、いくら外国工作員が盲動をかけようとも、いくら民主党が不勉強であろうとも、そんな恥ずかしいことを公の目にさらす失態にはならなかったのではないか。