ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

追い詰められ困窮している国

http://yoshiko-sakurai.jp/2015/09/26/6142


2015.09.26 (土)
「本当に重大な局面迎える拉致問題 早急に変更すべき外務省主導の交渉」 
週刊ダイヤモンド』 2015年9月26日号
新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1101 


・9月13日、東京・日比谷公会堂拉致被害者奪還のための「国民大集会」が開かれた。安倍晋三首相、山谷えり子拉致問題担当大臣萩生田光一首相特別補佐に加えて、社民党共産党などを除く各党代表が揃って出席した。
中山恭子氏は昨年6月の「国民大集会」でも指摘した外務省による対応の根本的問題を語った。
・「日朝交渉における北朝鮮代表団の唯一の任務は拉致問題に触れることなく、日本から取れるものを取ることに尽きます。日本側がどれ程強く拉致解決を要求しても、それを受け入れる権限など与えられていません。交渉相手としての資格を欠く彼らに望みをつなぎ続けるのが外務省です。外務省が主導する現交渉を打ち切り、国交正常化は後回しとし、拉致問題に的を絞った体制が必要です」
救う会代表の西岡力氏が批判した。
・「北朝鮮の言い分そのものです。彼らは日本側に拉致被害者の帰国を諦めさせ、資金や物資だけを奪いたい。だから、全員死亡とうそをつくのです。
・われわれは横田めぐみさんや有本恵子さんらの生存情報を握っています。死亡したと言って遺骨を送ってきても、偽物かどうか鑑定する技術があります。万が一、彼らが拉致被害者を殺害して本物の遺骨を作るような場合、またそれをどんなに高熱で焼いたとしても、わが方には遺骨から正確に死亡年月を特定する技術があります。彼らが殺人を犯す場合、われわれは必ず彼らを国際法廷で裁きます。生存者に危害を及ぼすことは日本の力の前にはあり得ないのです。
金正恩体制はあらゆる意味で追い詰められ困窮している。窮状打破のためにとんでもないことをしでかす危険性がある。

(部分抜粋引用終)

北朝鮮イデオロギー性に注目すれば、何とか対策が立てられそうにも思うのだが、「追い詰められ困窮して」いる国(と人)は、「窮状打破のためにとんでもないことをしでかす」。