ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

サロネン&ヒラリー・ハーン

今、録画を撮りながら、テレビでエサ=ペッカ・サロネン指揮のシベリウス交響曲第五番を聴いている。オーケストラは、英国のフィルハーモニア管弦楽団。東京のサントリーホールでの今年3月4日の演奏会なので、ちょうどその三日前に、全く同じプログラムを西宮で聴いたことになる。
実は、まだブログが書けていなかった。毎日、「やることリスト」に上がっていたのだが、どうも過ぎてしまうと後回しに(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20150318)。
他の作業で忙しくしているので、今のところはメモ程度に。
(1)ヒラリー・ハーンさんが、3月1日と全く同じ衣装で登場されたが、その後フェイスブックで自ら公表されたように、テレビの画像でもお腹がふくらんでいた。左手の薬指に結婚指輪をはめ、夏にご出産とのこと。
前回までは、まだ初々しい少女らしさが漂っていたのに、今回は、何だか急にむっちりされたし、腕も太くなった感じで(あれ?)と思いながらブラームスの協奏曲を正面近くで聴いていたのだが、やはりやはり、ということだった。
あまり体型変化などを気にしないタイプなのか、演奏旅行で忙しくて構っていられなかったのか、それとも、さり気なくファンに公表したかったのか、よくわからないが、とにかくおめでとうございます!
(2)なぜブログが書きにくかったか。(1)について、不確かな個人情報は勝手に書かない方がいいと考えたからでもあったが、本当は、第二部の演奏を、何としたことか、全部眠ってしまったのだった。だから、「記憶にございません」ということで、後ろめたい気分でもあった。高いチケットを入手して、舞台近くの上席に座っておきながら、いつの間にかうつらうつら、こっくりと気持ちよく寝てしまったとは....。こんなことは、生まれて初めての経験。今後は絶対に気をつけようと堅く決意。
ところが、今、演奏をテレビで聴くと、それほどポピュラーとは言えない曲だが、メロディは確かに覚えがある。実に不思議だ。
ありがたいことに、サントリー・ホールでもアンコールまで全く同じだったので、当日、生演奏を拝見した時の経験が、そのまま甦ってきた。そして、録画もできた。
テレビのインタビューでは、サロネン氏もヒラリーさんも、真剣で興味深い逸話を語ってくださったと思う。東京へは、録画の都合上、演奏旅行の合間に予備日を取って往復されたようだが、フェイスブックによれば、ヒラリーさんは両手を広げて「東京よ!」という感じで喜びのポーズを。お元気な赤ちゃんが産まれますように、そして、どうぞお幸せなご家庭を築かれますよう、お祈りいたします。

PS1: 英語ブログには、もっと専門的な音楽の話がインタビューで展開されています(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20150421)。
PS2:当日(2015年3月1日)のプログラムを書き落としていたので、ここで追記を。

シベリウス交響詩フィンランディア」op.26
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
(アンコール曲:バッハ:無伴奏組曲「ヴァイオリンのためのパルティータ」No.3 ジーグ)
シベリウス交響曲第5番 変ホ長調 op.82
(アンコール曲:シベリウス:「悲しきワルツ」)

30分待ち、上記英語ブログで言及した新譜のCDに、ヒラリーさんからサインをいただきました。「ほとんど毎日、フェイスブックを楽しんでおります」と英語で申し上げたら、にっこり微笑んで“Thank you!”と。黒っぽい軽い服装に着替え、背筋をきちんと真っ直ぐに伸ばしたまま、疲れも見せずにサインを丁寧に続けていらっしゃいました。