ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

敵に囲まれている小国

イラン・ラジオニュースの日本語版には、こんなニュースが掲載されていた。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/46647
2014/07/14(月曜) 21:08
「滋賀知事選挙、自民党推薦候補が敗北」


滋賀県の知事選挙で、自民党が推薦する候補が敗れました。


ロイター通信によりますと、自民、公明両党推薦の小鑓(こやり)隆史氏が、前民主党衆院議員の三日月大造氏に敗れました。
この報告によりますと、日本のメディアは、この選挙で与党推薦の候補が敗れた理由を、日本政府の新たな政策の変更、集団的自衛権の行使を認める閣議決定にあるとしています。
アナリストは、与党推薦の候補者の得票率が50%を下回っていることから、この結果は安倍政権への一種の警告と見ています。
これらの専門家はさらに与党の次期選挙での敗北について警告を発しています。
安倍政権の防衛・軍事改革により、日本は同盟国が攻撃された場合に、支援することができるようになります
さらに、国連平和維持活動の活動制限を解除することにもなります。
日本が1945年に敗戦してから、自衛隊は戦闘に一切参加していません。

(引用終)

学生の頃、ちょっとアンテナを伸ばした時に耳に入ってきた自称「正しい放送」の北朝鮮発「平壌の声」に、まるでそっくりだ。もう少し創造性を発揮していただきたいのだが、抑圧全体主義体制とは、そういうものなのだろう。
イランの核開発問題やハマスイスラエル攻撃に北朝鮮が絡んでいることは、周知の事実。内戦のシリアとロシアも関係がある。韓国が中国・北朝鮮寄りになって反日行動に出ているならば、ましてや日本としては、イスラエルのように敵に囲まれている小国ということになる。
ボルシェビキの本を読み始めている(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140923)。今でも日本のメディアやアカデミアに蔓延しているイスラーム主義者の戦法を見抜き、左派思想を察知するには、非常に参考になるし、おもしろい。特に下村満子氏のアメリカでの要人インタビュー集(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140922)から判断すると、誰が何をどのように間違って主張していたかがわかり、楽しい。
やはり、きちんとした本を読んでいるかどうかが、人生の分かれ目だと思う。