ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

誇りを秘めた強い日本を!

まずは、廣淵升彦氏(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140529)のブログから部分引用を。

(http://hirobuchi.com/archives/2014/06/post_643.html)

June 11, 2014
「議論が長引けばデマゴーグたちが有利になる」


内容が本質的な論議から離れて、起こる可能性が低いことが「もし起こったらどうするのか」ということにばかり傾いているからです。それよりも、もっと身近で「起こりうる可能性が高いことが起こったら、どう対処するのか」を真剣に論議してもらいたい、と多くの人々は思っています。(中略)
議論が長引けば長引くほど、デマゴーグたちが有利になってきます。民衆の恐怖を煽り、ぐさりと胸に突き刺さる虚言をまき散らすのがデマゴーグたちの得意技です。

(引用終)

引き続き、日本政策研究センターからの部分引用を。

http://www.seisaku-center.net/node/766

安倍首相による集団的自衛権解釈見直しに向けた検討表明がなされた翌日、一部新聞がまたしても「近づく、戦争できる国」(朝日)だの「『戦地に国民』へ道」(東京)だのという見出しを掲げたのには失笑を禁じ得なかった。これではイエロー・ペーパーの類いではないか。(中略)
こうしたバカバカしい扇動が、そんな杜撰な内容にもかかわらず、影響力をもってしまうわが国の現状を思わずにはおれなかった。わが国では「戦争」だの「武力行使」だのという言葉を聞いただけで、「恐ろしい、止めてくれ」という話になり、考えること自体を停止してしまう国民がまだ多いのだ。(中略)
そんなことにならないよう、まさに「抑止力」を強めるべく、このような議論をしているのだということが全く理解されていないのだ。

http://www.seisaku-center.net/node/713
「戦後の平和主義を守れ」とはいうものの、果たしてそれがどこまで可能なのか、可能だとすればどうすればそれは可能となるのか、ということが全く論じられていない、ということだ。「外交力を強めよ」とはいうが、ならばそのためにどうすればいいのか、その具体的なあり方が示されないのだ。にもかかわらず、「政権の関心は軍事に偏っており、バランスを欠いた印象が否めない」だとか、「日中関係を安定軌道にのせる外交戦略などは、どこかに置き忘れてきたようだ」とか、批判にだけは熱心なのである。

http://www.seisaku-center.net/node/663
今日(9月12日)の日本経済新聞「窓」欄)に、幕末の生麦事件薩摩藩士に殺害された英国人商人、チャールズ・リチャードソンの生前の姿を伝える写真が見つかったという記事が載っていた。今週末から、横浜開港資料館で公開されるという。
 じつは、このリチャードソンが、日本を称賛する手紙を家族に送っていたという驚くべき事実が明らかになり、その手紙が昨年、同資料館で初めて公開された。(中略)
「日本はイングランド以外の場所で私が訪れた最高の国です。山や海の景色は抜群です」
 「幸運にも、江戸に行くこともできました。日本人が他の国々との交わりを絶ち続けてきたことを考えれば、江戸という都市の素晴らしさは驚きです
 「江戸の官庁街ともいえるかいわいは、どの西洋列強にもひけをとらないでしょう
 「統治者である大君の屋敷のある場所は、高くて分厚い石の壁が三方を囲んだ広大な庭園で、さらに三方を二十〜三十フィートの幅をもつ塀が周囲を囲んでいます。この都市への門はどれもが、私がこれまで見たどの門よりもがっしりしていて驚くばかりのすばらしさです」

 江戸時代に日本を訪れた多くの西洋人が「江戸は庭園の街だ」「田園の村の中にいるようだ」などと称賛していたことは有名で、川勝平太氏によると、英国のガーデンシティー田園都市)はこれをまねたものだという。

http://www.seisaku-center.net/node/646
日本が今置かれた世界の中での位置を考えれば、「強い日本」の実現こそが最大の課題であり、そのためにはまず「強い経済」の再生が第一だと考えるのだ。(中略)
むろん、国内の様々な課題解決のためにも「強い経済」の再生は欠かせない。今後の社会保障、財政の建て直し、国土の強靭化、そして何よりも防衛力増強等、「強い日本」へ向けた施策の数々を実現していくためにも、経済再生は不可避の課題となるからである。

http://www.seisaku-center.net/node/146
この「右傾化」という言葉は、かつては主に左翼陣営がその内部の敵に負のレッテルをはるために「右傾化した」と非難する際に使われてきた。古い話だが、かつての新左翼共産党に対して「右傾化した」などと言っていたことを思い出す。(中略)
つまり、左に寄れば寄るほど正義なのだという、くだらない左翼心理が反映した用語だった(中略)

http://www.seisaku-center.net/node/200
かつて戦争を戦った当事国がその過去を水に流し、戦争状態を終わらせ、対立する互いの権利・義務関係を整理するのは、要は平和条約が「全ての全て」だということでもある。戦争を戦った国と国のことであるから、その底には簡単には癒しがたい対立があることは当然であろう。にもかかわらず、将来の、まさに当事国同士の「和解と平和」のために、一定の外交的妥協を行い、「全ては完全かつ最終的に終わった」とするのが、この平和条約の精神でもあるのだ。(中略)
にもかかわらず、再度この対立を蒸し返すのだとすれば、そこからは逆に「混乱と対立」しか出てくることはないのではないか。それでもなおそれをやるというのなら、彼らはむしろその「混乱と対立」をこそ、求めているのだというべきだろう。

http://www.seisaku-center.net/node/249
もう一つ、ドイツ国民のアイデンティティの崩壊という深刻な問題がある。
 世論調査によれば、ドイツ人であることを誇りに思うという国民の割合は、英・仏・伊の四〇%〜五〇%前後に較べて、ドイツは二一%と異常に低い(八一年ドイツの調査)。最近でも、一九八九年の「世界青少年意識調査」(日本政府)で、「自国の何を誇りに思うか」という問いに対して、日本を含めて英・米・仏では、「歴史・文化・伝統」が第一位であるのと極めて対照的に、西ドイツでは五位にもはいっていない。
 つまり、ドイツ人はまるで自国の歴史や文化に自信が持てないでいる、ということである。

http://www.seisaku-center.net/node/43
日本人の愛国心が十分に活性化している時は、妙な思想や運動がこの国に入ってきても、そんなものは簡単に撃退してしまうことが出来るはずだということです。

(部分引用終)
次のアメリカ大統領は、共和党の真の保守派から出て欲しい。その方が、日本にとってはありがたい。というのは、共和党の場合、国防や世界秩序の約束事や原則さえきちんと守っていれば、日本の内政や社会文化などに、変な口を出してこないからだ。民主党は、リベラルだとか進歩的だとか言って、表面的には日本のような異文化の理解者であるかのように振る舞いながら、実はじわじわと変容を迫ってくる意地悪さがある。女性の社会的地位が低いとか、鯨とかイルカのこととか、個が確立していないとか、表面的な観察で自分が誤解もしているのに、逐一批判してくるからだ。