ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

日々のハードワーク

https://www.facebook.com/ikuko.tsunashima
Please listen to it carefully!

Dissecting Western Policy toward Syria
www.danielpipes.org
http://www.danielpipes.org/13324/western-policy-syria?fb_action_ids=10201491155675262&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%7B%2210201491155675262%22%3A
ユダヤ歴のお正月前に30本ぐらい提出する予定の訳文の中には、リベラル派のいい加減さを痛烈に批判するパイプス・コラムが含まれています。ちょっとアラビア語を学んだからと言って、ターマルブータの使い方が間違っていると難癖をつけて威張る学者達が、実は外交政策では大変な危険なミスを犯している、という内容です。
英語圏の良さは、毎日激しく競争しながら、メディアを通して盛んに論評し合い、世界情勢に関与しようとすることです。日本の場合、今回もそうですが、単純なアメリカ批判に傾いていて、シリアの現状を歴史的に説得力を持って語る真の専門家がどこにいるのか、と不思議です。「アメリカの軍事行動には騙されないように気をつけましょう」程度なら、三歳の子でも言えるのです。では、ワシントン内部の機密情報に直接どこまで触れた上で、そう言えるのでしょうか?
・保守派にも誤りがないわけではなく、一方的な思い込みの強さが目につくこともあります。パイプス先生も、数ヶ月前に「アサド支援」を口にしてたたかれた経緯があるので(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130516)、今回は至極真っ当なご意見です。
・このラジオ番組でもおっしゃっているように、「日々のハードワーク」が鍵。「ワーク・ライフ・バランス」なんて甘いこと言っているなら、最初から男性と肩を並べて職に就こうとするな、と言いたいです。
(転載終)