ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

しがらみに巻き込まれることなく

ブログを始めるよう何度も数年にわたって勧めてくれたのが主人。「話聞いてると、年に限られた回数だけ研究発表していても、意図や文脈が通じていない人がいるみたいだから、ブログでも書いてみたら?文章書くの、好きそうだしさ」と。
最初は、(プライバシーの侵害になるのではないか、危険な事件に巻き込まれるのではないか)と恐る恐るでしたが、今では、(やっぱりよかった)と、感謝しています。
ある理系研究者の方は、「是非、ブログアドレスを教えてください」と申し出てくださり、「読んでますよ。同じ価値観で生きていると思いました」「共感しました」と。
つい数日前にも、その昔マレーシアでお世話になった牧師の方が、予定されているご自身の説教と通じ合うものがあったらしく、メールをくださいました。ネットで調べていると「ユーリの部屋」に出会い、視点が誰かに似ているなとプロフィールを見たら、私だったとの由。
「地道な研究活動」「貴重な発信をなさっていますね」。このお言葉が、年甲斐もなく素直にうれしかったです。
案外に、専門家以外の方が、距離感のおかげで、しがらみに巻き込まれることなく、すっと通じるものがあるのかもしれません。