ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

驚いたこと

初日の昼食時、たまたま目の前にお座りになられたのが出村彰先生(参照:2011年8月26日付「ユーリの部屋」)、出村みや子先生、原口尚彰先生、村上みか先生など、仙台市内にお住まいの先生方でした。自然と3月の大震災の話になりましたが、こちらとしては、ただ黙ってお話をうかがうことしかできなくて、申し訳ない気がしました。
青葉区太白区など、大学関係者が住まうことの多い場所は、揺れがひどく、停電も3日続き、食糧買い出しなどで苦労があったものの、沿岸部とは全く被災状況が異なるということにも、驚かされました。
とにかく、先生方がお元気で喋っていらっしゃるお姿を拝見している自分にもびっくり。というと、何だか変な感じなのですが、あれほどの地震津波があったのに、半年後にはこうしてお目にかかれたこと自体、奇跡のような気がするのです。
「あの映像見て、何なの、これ、と思いました」と申し上げると、「私達、映像自体を知らなかったんですよ。ラジオで暮らしていましたから」と、さすがに臨場感あふれる経験談は大事だな、と。
特に、仙台空港やJR仙台駅は、昨年度の学会で利用したばかりだったので、普段はめったに見ないテレビ画像を見て、信じられなくて.....。でも、このように、同じ学会で、被災地にお住まいの先生方と、またお目にかかれたのです。そのこともまた、貴重な経験だと思わされました。
仙台空港の後始末などは、すべて米軍がしてくださったこと、そして、イスラエル軍がすぐに来日して、最も困難な地で緊急援助に労してくださったことに触れると(参照:2011年3月28日・4月12日付「ユーリの部屋」)、さすがは聖書学などの先生方だけあって、深くうなづいていらっしゃいました。
昨晩から、出身地の名古屋では、台風のために避難勧告が出ています。この映像にも、また驚いている私です。