ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

記録に残すこと

例年より少し早いですが、来年度の家計簿と備忘録は、もう買い揃えてあります。以前も書いたように(参照:2007年11月6日・2008年11月15日付「ユーリの部屋」)、同じ種類のものを毎年使い続けるのが、あれこれ試みるよりも楽である上に、保存上も落ち着きます。
おととい、久しぶりの京都で、少し大きめの本屋さんに入ってブラブラ閲覧してみたところ、「勉強の勧め」や「日記やメモノートの取り方」の指南書が目にとまりました。その昔は「勉縮のすすめ」がもてはやされたことを思えば、時代も変わったのか、必要に迫られているのか...。
家計簿や備忘録のメモは、単調な日々の暮らしにも、かなり役立っています。アルバイトを始めた学生時代の「こづかい帳」を含め、日記帳、家計簿、備忘録、読書ノート、健康ノート(気になる症状や飲んだ風邪薬も含む)をずっとつけて、今も押し入れに保存しています。ついでながら、古くなって無効状態の貯金通帳や何冊もたまったパスポートも、すべて保存してあります。つまり、意識にのぼる限りにおいて、自分の基本的な行状は紙上の文字記録に残っているということです。
2010年10月19日付朝日新聞夕刊には、故千葉敦子さんのことが写真入りで掲載されていました。彼女の本を何冊か続けて読んだのは、学生時代から院生の頃にかけてです。あの頃は、彼女が助言する手帳の書き方や時間やお金の使い方や勉強の仕方など、かなり参考にさせていただきましたが、一方で、時代に先駆けたセンスと行動もあり、見上げるような思いもありました。ところが、今では特に珍しくも何ともないことに気づいたのです。