ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

猛暑の中で....

毎日、猛暑が続きます。熱中症にならないよう、マスコミがうるさく注意してくれます。その度に、地球がぷんぷん怒っているかわいいイラストを思い出します。
ヒラリー・ハーンツィッターで(http://twitter.com/violincase)、「仕事、仕事」「暑い、暑い」「練習、練習」と書いてあるのに励まされ、私もこのところ、夜はしっかり休むことにして、朝からずっと、9月の学会発表の準備をしています。資料が充分に集まったのはいいのですが、なんせ1800年代前半のペナンの話のこととて、記述が平板だったり曖昧だったりしますし、資料毎に印象が変わってきたりもしますから、大変といえば大変です。
昨日は、マレーシア神学院図書館のスタッフであるサクティさん(参照:2010年4月13日付「ユーリの部屋」)とメールの往復を繰り返し、30%以内という限定付で複写を頼んだプリンストン神学校の博士論文の内容について、確認をしてもらいました。「じゃ、この文書に対するペナン政府からの返答は、論文には付録として掲載されていないのですね?」「うん、そういうこと」ということで、ようやく落ち着きました。
たった、これだけのことでも、学会で発表すると、ものの5秒ぐらいで終わってします。大学の授業でも、二日間、大学図書館などの書庫にこもって論文集をひっくり返して確認をとったことでも、喋れば、見事に一分で終わってしまうことがよくありました。もちろん、学生さん達には、そんな裏話は関係ないし、よくわからないので、(ほー)という表情で頬づえをつきながら聞いているだけですが。