ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

過去はいつでも懐かしい

今朝は、主治医が新しく交代するというので、主人に付き添って大学病院まで行きました。私達と同世代ぐらいの、感じのいいお医者さんでしたが、残念なことに、今は人事が流動的で、次回は別の先生が担当されるとのこと。
とにかく、「薬がよく効いているので」という肯定的な言葉をうかがうことができ、一安心。現状を正確に伝える以上に、精神的、心理面にも配慮した言葉かけをお医者さんからいただけると、断然、こちらの気持ちも違ってきます。また、1月から2月にかけての異常勤務態勢のことも、私からノート持参で訴えたところ、(それは大変)という表情をされましたが、「睡眠不足になるような仕事の仕方はよくない。ただ、言い方に気をつけないと、職場も態度を硬化させて、かえって患者さんにデメリットになることもある。場合によっては、こちらから医療上の助言のような診断書を出してもいい」とおっしゃってくださいました。これで一安心。行ってよかったと思います。
その後は、主人と別れて私は民博図書室へ。こちらも本当に久しぶりでした(参照:2009年7月22日付「ユーリの部屋」)。しばらくの間、図書室の改装や文献整理をされていたようだったので、利用を遠慮していたのです。ところが、今回行ってみると、なんと、入り口を通って真正面がカウンターだったのが、ラウンジ風に一変し、少し奥まったところがカウンターになっていました。そして、スタッフも入れ替わって、かなり人数が多くなったような、リラックスした雰囲気に...。
文献閲覧そのものは、書庫に入って夢中になってしまえば、以前と何ら変わりはありませんが、カウンターに関しては、私自身が、マイクロフィッシュの利用で、いつもスタッフのお二人に助けられつつ、2008年夏から断続的に何度もお世話になったので(参照:2008年7月16日・7月18日・7月19日・7月25日・8月3日・8月5日・11月12日・11月13日・2009年2月26日・3月4日・3月30日・4月14日・4月27日・6月24日・7月7日付「ユーリの部屋」)、どことなくノスタルジックな気持ちもあります。尋ねてみたところ、「契約で仕事されていたので、もう図書室をやめられたか、他の部署に移られたのではないかと思います」とのこと。さすがに寂しく感じました。そんなこととは想像だにせず...。そうと知っていたならば、もっと早く来て、きちんとお礼を申し上げたかったのに....。本当に、当節は、ありがとうございました。
今回、より便利になった面もあります。例えば、前は、複写した文献は、コピー後、自分で書庫の3層や5層などに昇って本棚に戻さなければなりませんでしたので、閉館近くになると、いつも時間との闘いで、本を抱えて走り回っていました。ところが、今はスタッフの方が「こちらで返却しておきます」とのことで、ありがたく思いました。それに、ロッカーに荷物を預けた後、バラバラになりがちな貴重品とノートと付箋など、手に持っていなければならなかったのが、今は透明のビニール袋を貸していただけるので、とても助かります。さらに、以前は、時々、複写申込用紙の書き方を注意されることがあり、コピーカウンターの数値のみならず、本当に用紙に記入したページをコピーしたかどうか、わざわざ紙を数えてチェックされていました。今回も当然そうされるのだろうと思っていたら、「あ、いいんですよ」と、カウンター数値のみであっさり支払い請求に。
多分、以前は利用者が、比較的少なかったのかもしれません。だから、丁寧に記入の仕方まで教えてくださっていたのだろうと思います。こちらは、マイクロフィッシュの書簡などでは、ページのみならず、指示通りに小見出しまできちんと書いていると、ページ数が多すぎて、一枚の申請用紙に30分もかかることがありましたし、もともとごまかす気がないのだから、だいたいが証明できればいいかな、と甘く見積もっていたのでしたが、さすがは国立機関、プロ精神が徹底されていました。そのことで、毎回、やや緊張していたことも事実ですが、今ではそのことも、どこか懐かしく感じられます。人の心理とは、不思議なものです。
今日もつい夢中になってしまい、午前9時25分から午後4時50分まで、昼食抜きで没頭しました。ふと気がつくと、以前もここに書いたマレーシア教会協議会出版の本が入っていたのには(参照:2008年2月13日・4月26日・5月21日・9月10日付「ユーリの部屋」)、驚きました。どなたが入れてくださったんでしょうか?