ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

マレーシアのキリスト教発行物

昨日、妹との電話で注意されました。「ブログは全世界に発信されているという前提で、ぼかして書くべきだよ。誰が見ているかわからないんだから」。
ある面ではもっともな話です。以前、父に言われてこのブログを読んだところ、妹に関する説明が、一部事実と合致しなかったというのです。こちらとしては、自分の認識のまま書いたつもりですが、本人の訴えであれば、謝るしかありません。
ブログやネットの「怖さ」については、言われなくても百も承知ですが、一方で、それにとらわれていたら、突き詰めると何も表現できなくなってしまいます。感じ方は人それぞれ、解釈も人それぞれであり、(こういう考え方や感じ方の人も世の中にはいるんだな)程度で受け止めていただければ幸いです。
さて、本日付の英語版ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20080821)では、マレーシアのカトリック新聞『ヘラルド』とカトリック月刊誌『カトリック・アジア・ニュース』に関する報道とコメントを電子版新聞『マレーシアキニ』から複写しておきました。何もかもが政治問題化されてしまい、なかなかやっかいです。ご興味のある方はどうぞご覧ください。
実は、記事に登場されている編集者のお二人と投稿者の一人は、私も過去、お目にかかったり、直接ご連絡をいただいたりしたことがあります。投稿者の方とは、なんとイスラエル北部にあるパンと魚の奇跡の教会で、です。ガイド氏が「今でも奇跡っていうのは起こるんですよ」と説明された直後に、その教会に入ったところ、インド系女性から声をかけられました。「どこからいらしたのですか?」「日本からです。あなたは?」そこで、マレーシアのペナン・カトリック巡礼団だとわかったのです。その女性と一緒に写真を撮らせていただいたのが、今回の投稿者です。写真については、遠慮していたら、ガイド氏が「こういうことは一生に一度しかないんだから」とバスに乗り込もうとした私を押し返して、時間をとってくださいました。
今、こうして思い出すと、なんだか懐かしいですね。複雑な葛藤する思いを抱きつつ、思い切って参加したイスラエル旅行。そこで、マレーシアの宗教問題に関しても、キリスト教のあり方についても、聖書問題をめぐっても、新たに目が開かれたのですから。こうした機会が与えられたことを、本当に感謝しています。
マレーシアの福音派系組織も、50周年を迎えたこの国の動向をまとめた冊子を発行したばかりです。早速、注文することにしました。なんだか、この先、マレーシアはどのような方向へ向かうのだろうかと思うと、心配もかなりあります。特に、シンガポール人の先生グループとの最近の接触を通して、華人多数派の世俗ミニ国家だからとはいえ、元は同じ国だったのに、ここまで異なってしまったのかと、独特の感慨があります。