メーリングリストより部分転載を。
三宅裕之『毎朝1分でリッチになる』
・起きたらまず、玄関を一番水でそうじする。玄関と水回りはその家の厄を落とすところなので、常にきれいにしておくとよい。
・毎朝、自分の夢やビジョンを脳に刷り込む。リッチな人たちは、人生の明確な目標を持ち、それを毎日確認している。
・高級ホテルのラウンジでスケジュールを整理する。ラウンジの落ち着いた雰囲気は、考え事をするのに最適だ。
・毎日のスケジュールを、万年筆で書く。
・心のなかで「ありがとう」を連呼しながら眠りにつく。これが「入眠前の感謝の儀式」。
・願い事は、他人の幸せにつながる表現で書く。その願いや目標は、宇宙が応援してくれるだろうか?
・家系図をつくる。祖先を大切にするという習慣は、多くのリッチな方々に共通するものだ。お盆、お彼岸のお墓参りを欠かさないのはもちろんのこと、常に心のなかでご先祖を敬い、そして感謝する。
・連綿と続く命の果てに、今の自分がある。
・家の中に「神様のための空間」をつくる。
・水を使うたびに感謝する。水というのは実に神秘的なもの。使うたびに感謝するという習慣をもてば、必然的に1日の感謝の回数が増える。
(部分要約引用終)
(http://www.kase-hideaki.co.jp/magbbs/magbbs.cgi)
「男らしさはどこへ行ったのか」
2018年4月9日
・夏季、冬季オリンピックが2年ごとに巡ってくるたびに、日の丸が何本あがるか、血涌き、肉躍る思いがする。スポーツや、武道の領域で最高峰をきわめるためには、自分を相手に戦って、努力しなければならないが、文弱の者には理解できないだろう。
・5人の乙女の姿を見て、1300年の時空を超えて、大伴旅人(665年〜731年)が『万葉集』のなかの「松浦川に遊ぶ」に、そこで会った乙女たちの「花の容双(かほなら)びなく、桃の花を頬の上に発(ひら)く」と詠じているのを思った。私は日本が天平時代に戻ったと、思った。
・『万葉集』が編まれた天平の奈良時代には、日本は世界のなかで、男女が対等だったか、女性が優っていた、唯一つの社会を形成していた。『万葉集』のなかで、多くの男女が恋歌を交換しているが、男女が対等でなければ、ありえないことだ。
・平安時代でも、女性は男性に教養で劣らなかった。女性による平安時代の文学作品は、多くが失われたにちがいないが、今日100点近くが存在する。同じ時代の世界をみれば、西洋、中東、中国、朝鮮とどこをとっても、女性はほぼ全員が文盲で、男に従属していた。それに対して、日本の男はやさしくて、繊細なのだ。
・日本の最高神の天照大御神は、女神でいらっしゃる。西洋、中国、中東の神話の最高神は、みな男性で絶対神だ。日本では祖国を母国といって、なぜか父国という表現がないが、英語ではファーザーランド、ドイツ語ではファーターランドといい、フランス語には父国(ラ・パトリ)しかない。
・アメリカでは、昨年、高名なハリウッド映画界のプロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏が、多年にわたって多くの女優を弄んだことを、女性たちによって暴露されたことから始まって、与野党の連邦議員にも及んで、全米にわたって女性による「ミー・ツウ」(私も、#MeToo)運動となって、数千人、数万人による抗議デモが、毎日のように続いている。
・西洋は、アメリカだけでなく、日本でひろく信じられているのと正反対に、男尊女卑の社会だ。とくに、アメリカは酷いものだ。
・西洋では女性に対するセクシャル・ハラスメント――性的な嫌がらせは、日常茶飯事だ。ユダヤ・キリスト・イスラム教は同じ神を拝む宗教だが、女性を蔑視している。
・日本では、武士上位の江戸時代に入るまで、夫婦(めおと)は女男(めおと)と書かれた。どうして、夫婦を「めおと」と発音することが、できるものか。
・乳母車や、トラックのホロを「母衣(ほろ)」と書くが、武士が首筋を守ってかけた鎖綱のことだ。女性への甘えが強いのだ。日本では主な家屋は母屋、卒業校は母校だし、いまでも和船に女男釘が使われている。
・私は安倍内閣の応援団だが、女性の“社会進出”を奨励する「一億総活躍社会」に、首を傾げざるをえない。専業主婦も家にあって、立派に活躍している。女性が家を守って、子育てに当たることを、国が支援するべきである。少子化こそ、大きな国難だ。
・北一輝といえば、青年将校が暴走した2・26事件に捲き込まれて処刑された、政治思想家で、あの時代の傑出した申し子だった。『日本国家改造法案大綱』によって知られるが、次のように述べている。
「婦人は家庭の光にして人生の花なり。婦人が妻たり母たる労働のみとならば、夫たる労働者の品性を向上せしめ、次代の国民たる子女をますます優秀たらしめ、(略)特に社会的婦人の天地として、音楽美術文芸教育学術等の広漠たる未墾地あり。(略)婦人が男子と等しき牛馬の労働に服すべき者ならば天は彼(か)(女性)の心身を優美繊弱に作らず」
・私は男性たちが牛馬のように、身を粉にして働いている会社労働に、女性たちが競うようにして、加わるべきではないと思う。
・それぞれの国の国民性は、2000年にわたって、雛型が変わらない。日本は女性が強い国であってきた。男性が武に励むことによって、辛じて男女の均衡を保ってきた。もともと女性上位の社会であったために、男たちは女性から男として認めてもらうために、凛々しく振る舞ってきた。女が男に「男らしくしなさい」というのは、日本だけだ。
・それなのに、アメリカが強要した憲法によって、武が否定されたために、男が腑抜けで、軟弱になってしまった。
・このままでは、国が滅びる。
(部分抜粋引用終)
一億総活躍への異議は、過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20160313)を参照のこと。