ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

日本はユダヤ人に何をしたか

今日は重陽節句。そして、ダニエル・パイプス先生のお誕生日。

https://twitter.com/DanielPipes

‘Today is their birthday’
(Born on September 09)

↑をクリックすると、お誕生日の色風船が画面上に飛び交います。お時間があれば、どうぞ。

お祝いとして、以下の文章を。
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日本の誇りとすべき帝国軍人たちの「偉業」
2017/09/06


・国連の人権機関が、日本を誹謗する「特別報告書」を、つぎつぎと発表。


・今年に入ってから拷問禁止委員会が、一昨年の慰安婦に関する日韓合意を見直して、元慰安婦にさらに補償するように勧告。


・人権理事会が任命した「特別報告者」のJ・ケナタチ・マルタ大学教授による、国会で審議中だった「テロ等準備罪法案」が「プライバシーと表現の自由を制約する」という報告書と、D・ケイ・カリフォルニア大学教授による「日本で報道の自由が危機に瀕している」という報告書。


・日本のテロ等準備罪法は、国際組織犯罪防止条約に加盟している、百八17の国々の国内法に較べたら、ごく緩やかなものだ。


・なぜ矛先を同じ国連加盟国である、中国、北朝鮮、ロシアなど、表現の自由が存在しない国々へ向けないのか。


・1996(平成8)年に国連人権委員会によって「特別報告者」として任命された、スリランカのクマラスワミ女性弁護士が、『女性に対する暴力』と題する特別報告書を発表して、旧軍の慰安婦が「明確な奴隷制度」で、「組織的強姦」が行われたと、断定した。事実は、慰安婦将兵を顧客にした民間売春施設で働く売春婦だった。


・2月に、日本にも多くの読者を持つ、ユダヤ教僧侶のラビ・マービン・トケイヤー師が、ニューヨークで日本政府から多年にわたって、日本の正しい姿を世界に紹介した功績によって、旭日双光章を受勲した。


・トケイヤー師が月刊『WiLL』8月号に、先の大戦前に、アメリカ、イギリスをはじめとする諸国がナチス・ドイツの迫害から必死に逃れようとするユダヤ人の受け入れを、反ユダヤ主義から拒んだために、多くのユダヤ人がガス室へ送られたが、日本だけがユダヤ人を救った人道的国家だったと寄稿している。


・トケイヤー師は、今年80歳になった。とくに1938(昭和13)年に、関東軍参謀長だった東條英機中将とハルビン特務機関長だった樋口季一郎少将が、シベリア鉄道で満ソ国境まで到着した2万人のユダヤ人難民を、ソ連がドイツへ送り帰すところを救ったことを、「偉業」「快挙」として賞讃している。


・これは、杉原千畝リトアニア領事代理が、数千人のユダヤ人難民を「生命(いのち)のビザ」を発給して救った、2年前のことだ。


・トケイヤー師は戦後の日本人は、日本がすべて悪かったと思い込まされて、東條、樋口両将軍が軍人だったために、大量のユダヤ人を救った業績が無視されて、杉原ばかりに脚光が当たっているといって、嘆いている。


・日本では杉原領事代理が本国政府の訓令に違反して、ビザを乱発した罪によって、外務省を追われたということが定説になっているが、それは嘘で、リトアニア勤務後に昇進したうえ、昭和天皇から勲章も授けられていると、指摘している。


・トケイヤー師はアンネ・フランクの父親が、アメリカ大使館、領事館に日参して、一家のビザの発給を哀願したのにもかかわらず、断られたが、もし、ビザがおりていたら、今日、アンネは88歳で、アメリカで暮らしていたはずだと、書いている。


・トケイヤー師は「いま大きな夢を描いている」といって、両将軍がユダヤ人難民を救った実話を中心にした、ユダヤ民族と日本の絆についてドキュメンタリーを製作して、アメリカのテレビに提供することを思い立って、日米で募金を始めたいと、述べている。

(部分抜粋引用終)
「トケイヤー師」に関しては、過去ブログにも引用がある(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130331)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130510)。
加瀬英明氏の過去引用ブログのリストは、こちらを(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=kase-hideaki)。