ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

良き隣人

先月、日高義樹氏の講演会の帰りに(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170123)、バスで偶然に同席した方は、以前、同じ敷地の新居のお隣だった女性だった。八十代である。
ご主人を亡くされて9年以上経つが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20071216)、今も足腰がお元気で、いつも身ぎれいにされ、ニコニコと愛想がよい。それに、東京から来られたというお孫さんとご一緒で、早くも二十代のいい青年に成長されていた。
「おばあちゃんの作る料理はおいしいから」と、会話も丁重で澱みなく、とても感じがよかった。
お習字を自宅で教えていらして、一度、私も誘われたことがあったが、リサーチに夢中になっていた頃だったので失礼してしまった。
あれからかなり経つが、今も「続けてほしいと言われて」ご近所の方達に教えていらっしゃるという。せっかくの機会を見過ごしたかと、今にして思うところである。
孫娘さんと同居されていた時期もあったが、いつの間にか、欧州の方とご結婚されて渡欧されたとか。しっかりした生き方をされている方は、お孫さんも発展するのだとしみじみ思った。
関東方面に、お姉さんや息子さん家族やお孫さん達が住んでいらっしゃるようだ。以前は、いつも夏休みやお正月前には「孫達が来るから」と嬉しそうで、お風呂場なども丁寧に掃除されていたが、その後しばらくすると、数日間、お隣から賑やかな笑い声が聞こえてきたものだった。
私は、こういう家系に生まれたかったと、つくづく思う。普通に暮らし、普通に家族や親戚と交流し、誕生、入学、卒業、結婚、出産、葬儀などの通過儀礼を適切に行い、高齢の一人暮らしになっても必要とされ、自然といたわられる存在である。
もちろん、毎日の心がけが大切で、その積み重ねが今に反映されているのだろうと思う。
良いお隣さんと最初に出会えて、今もお見かけする度にお話ができて、幸いなことに思う。
恐らくは、ご年配の女性達は、主人や私の暮らしぶりなどをどこかで気にかけてくださっているのだろうと思う。というのは、時々、声を掛けてくださるからだ。

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アメリカの深謀』日高 義樹(https://www.amazon.co.jp/dp/B00JUK1SXY/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_4lWKybPDTY9N5 …)を近所の図書館で借りた。古い本だが、あの時代を復習して、今後に備えたい。


アメリカ・シンドローム』日高 義樹(https://www.amazon.co.jp/dp/4062004941/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_lqWKybDCKA456 …)を近所の図書館から借りた。復習を。


アメリカの証言』日高 義樹(https://www.amazon.co.jp/dp/4140021233/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_jrWKyb6N2QHZY …)を近所の図書館で借りた。今ならば、理解できる範囲が増えたかと思って。


『日本の決断―ポストレーガンへの戦略』日高 義樹(https://www.amazon.co.jp/dp/4062037394/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_GsWKyb25BZZVQ …)を近所の図書館から借りた。ずっと日高氏は日本に対して、目覚めと軌道修正を促していらしたのだ....


レーガン米国の恐怖』日高 義樹(https://www.amazon.co.jp/dp/4062016974/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_4tWKybYE7Q7VY …)を近所の図書館で借りた。計5冊。まとめて読むことで、レーガン時代の復習をしつつ、現代を知り、将来へと備えたい。

(転載終)

自分の育った家族や親戚の騒動によって波及した大変な迷惑を考えると気が滅入り、なすべき仕事や片付け物が滞るが(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170131)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170201)、1月30日には日高先生を囲んだ懇親会のお写真が届いた。私もしっかりと写っている。
長い間、私が気にしていたのは、家族や親戚が隠れて非常識な行動を取ると、私まで同類として見られるのではないか、ということだった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20170118)。ここまで滅茶苦茶でひどいならば、知らない人にはそのように見られても仕方がない、自分は自分の行動で公明正大を証明していくしかない、と覚悟はしている。
だが、この日高先生の1980年代のお仕事が、思いがけず、今の私の訳業と間接的にでも人的に繋がっていることがわかり、大変に光栄である。
因果応報、自業自得、昔のツケが巡り巡って自分に跳ね返ってくる、という昔の言葉が、今の私には非常に支えとなっている。それを支えに、前を向いて真っ直ぐな顔をして頑張ろう。