ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

反ムスリムか反イスラミストか

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"Terrified: How Anti-Muslim Fringe Organizations Became Mainstream" (https://www.amazon.co.jp/dp/069117363X/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_Zt9TxbZPXA0AG …) arrived today after waiting for three months.

(転載終)

上記の本を注文したのが5月3日。出荷が延び延びの繰り返しにより、定価が少しディスカウントされたのは幸い。
ハーヴァード大学で博士号を得た著者による本書は、プリンストン大学から2015年に出版されているのだが、中東フォーラム(http://www.meforum.org/about.php)やダニエル・パイプス氏(http://www.danielpipes.org/)を含む諸団体を「反ムスリムの非主流派組織」だと描写している。
しかし、この人々は反ムスリムを標榜しているのではなく、反イスラーム主義だと主張しているのだから(http://www.danielpipes.org/blog/2001/12/calling-islamism-the-enemy)、そもそも著述の設定に難がある。
昔、日本での口頭発表に苦心していた頃、アメリカのような英語圏ならば、すぐに理解してもらえるトピックだろうと言われたことがあり、自分でも思ったことがある。ところが、実際には非常に厄介な討論や論争が相次ぎ、神経を使うのではないかと気づいた。
とにかく、読み始めてみよう。