ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

ピタウ大司教の訃報

カトリック新聞』(http://www.cathoshin.com/2014/12/31/obit-pittau/
「ピタウ大司教、逝去」
December 31, 2014


バチカン教育省の元次官、ジュゼッペ・ピタウ大司教が12月26日、脳幹梗塞のため東京・練馬区イエズス会ロヨラハウスで逝去。86歳だった。
ピタウ大司教は長年日本で働き、イエズス会の日本管区長、上智大学(東京)の理事長や学長を務めた。またローマのグレゴリアン大学の学長も務めるなど、教育分野で多大な貢献をした。
教皇フランシスコはイエズス総長のアドルフォ・ニコラス神父に弔文を送り、ピタウ大司教が「福音の理念のために生きた神の模範的な奉仕者」だったと称えるとともに、生涯を終えた日本での惜しみない宣教師としての使徒的な献身に感謝した。
ピタウ大司教は1928年にイタリア・サルデーニャで生まれ、45年にイエズス会に入会。52年に来日し、59年、司祭叙階。来日後は主に上智大学で働いた。
81年にローマに移り、イエズス会本部やグレゴリアン大学で奉仕。98年にバチカン教育省の次官に任命され、大司教になった。2003年に75歳で引退すると日本への帰国を希望し、04年から日本に戻っていた。

(転載終)