ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

内的視座と外的視座と

フェイスブックhttps://www.facebook.com/ikuko.tsunashima)からの転載をどうぞ。

http://www.danielpipes.org/14864/
イスラーム主義に対抗するロシア・中国・イスラエル?」
Russia, China & Israel against Islamism?
Lion's Den :: Daniel Pipes Blog Archive from 2012
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[コメント]だから、日本はどうするか、ということです。

http://www.danielpipes.org/14863/
「自責の念がマゾヒズムに変化した欧州」Daniel Pipes
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「西洋の憎悪ほど西洋的なものはない」。フランスの小説家でエッセイストのパスカルブリュックネルは、自著『懺悔の圧政』


[コメント]どう思われますか?1980年代半ばに欧州に一ヶ月ホームスティした者として、今のヨーロッパがこれほど凋落するとは、信じられません。だから、筆者に賛成!

http://www.danielpipes.org/14862/
ムスリム同盟としてのユダヤ人:反セム主義の中世ルーツ」Reviewed by Daniel Pipes
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この研究の題目が示唆するように、ムスリム同盟としてユダヤ人を見る中世のクリスチャンの傾向は、反セム主義の発展において決定的な要因だった、とアランとヘレ...

http://www.danielpipes.org/14865/

イスラーム経済とは何を意味するか?」Daniel Pipes
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外部世界がほとんど気づかなかった間に、深刻かつ急速な金額の増加が、今やイスラーム法つまりシャリーアに沿って行われている。ある研究によれば、「2005年末までに、65以上の管轄における300以上の機関が、シャリーアと両立する方法で、ほ...


[コメント]この論考文、実は、パイプス先生とメール交換を始めた直後に目に留まり、2012年4月頃にはワードに落として日本語になるのを待っていました。
一刻も早く訳出したかったのですが、期待に反して、どういうわけか後回しになってしまい、先日、やっと日の目を見ました。


[コメント]日本の金融機関でも一部導入されてしばらく経つイスラーム金融。このコラムが書かれた当時、大学や所属学会でもイスラーム経済の研究発表が聞かれました。発表者は、汚れた資本主義と失敗した社会主義の間をゆく「第三の道」として、好意的に紹介するものが多かったように記憶しています。ただ、聞いている側はさすがに慎重で、「イスラームと名がついているけれど、中身は普通の資本主義の銀行とほぼ同じでは?」という的を射た質問が相次ぎました。その中で、イスラミストの日本人教授が、憎悪に満ちた表情で質問者を睨み付け、発言を遮断したのを今もよく覚えています。


[コメント]大学や学会は、まるで理念型や建前を鵜呑みにしているかのような、のんびりしたものですが、この訳文のために少し調べてみたところでは、さすがに日本のシンクタンクは、丁寧にイスラーム経済の実態を把握した後に、「導入するとしても、リスクをよく考えるべきだ」という真っ当な意見が文末に添えられていました。パイプス先生ほどストレートな表現ではないものの、考えはほぼ同じ方向性か、と。


[コメント]結局は、ハラル食品導入と同じで、ムスリム諸国とのスムーズな事業のために、ある程度は「イスラーム制度」を導入した日本の金融機関があるものの、専門家の多数派は、その効率性や適応性に懐疑的だったと言えましょう。


[コメント]私の結論は、「イスラーム経済」「イスラーム言語学」(マレーシアで読んだことがあります!)「イスラーム式スポーツ」のように「イスラーム何とか」というものは存在すべきではなく、それはただ、あるムスリム達にとって、自分の特定の宗教アイデンティティを強化するためだけの形容詞に過ぎない、ということです。


[コメント]パイプス先生も、全く同意するとおっしゃってくださいました。


[コメント]私が反イスラームだと誤解なさらないでくださいね!マレーシアの実態を見てきた者としての発言です。
http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/20140612
http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20090617

http://www.danielpipes.org/14866/
トーマス・フリードマンの教育」Daniel Pipes
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トーマス・L・フリードマンは、外部世界がアラブ・イスラエル紛争を理解する方法の上で、最も影響力を持つジャーナリストかもしれない。『ニューヨーク・タイムズ』紙の1980年代の...


[コメント]日本でも影響力のあるフリードマン、5冊の邦訳がありますが....

フリードマンについての過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121116)もどうぞ。

http://www.danielpipes.org/14867/
「計画を欠く西洋」
www.danielpipes.org
イラクとシリアのような国家が風化してしまい、クリスチャンやイスラエル国家が攻撃され、トルコはISISテロリストを支援する。歴史家のダニエル・パイプスが中東の挑戦を論じる...

・Prager University's photo.
チェスタートン!
"Without education, we are in a horrible and deadly danger of taking educated people seriously." -- GK Chesterton
3 September

チェスタートンについては、過去ブログ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140605)もどうぞ!3ヶ月前のことなのに、何だか遠い昔のように懐かしい...。

http://www.danielpipes.org/14851/
「CAIRはハマス結集のことで嘘をついているか?」Daniel Pipes
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7月20日のマイアミのダウンタウンでの「ガザの流血を止めろ」結集は、反イスラエル行事に典型的な、攻撃的なイスラミストの唱和を特徴づけた。(ここで見たり聞いたりできるように)英...
3 September

http://www.danielpipes.org/14847/
ダニエル・パイプス『戦闘が続くのを欲しているユダヤイスラエル人を私は一人も知らない!』
www.danielpipes.org
イスラエルハマスは、50日続いている破壊的な戦争に苦しんできた。中東フォーラム会長のダニエル・パイプスが、戦争...
3 September

http://www.danielpipes.org/14848/
「トラウマをもたらすカリフ制」Daniel Pipes
www.danielpipes.org
警告なしに、カリフ制という長い無能な古代の制度が2014年6月29日に息を吹き返した。この出来事は何の前兆を...

(転載終)
突然だが、ここ二、三日の間に、

「1970年末以来の数十年間、多数の著述および、国内外での一貫したテレビ・ラジオ出演のような、高い知的な勤勉さとエネルギーと動機付けに、私が常に印象づけられ、圧倒されてきたこと、私も同じ才能と能力がありさえすればと何度思ったことか、先生はご存じないでしょう」

とパイピシュ先生に書き送ったところ、「あんたは親切過ぎる」とおっしゃった。

「もっと控えめに言うと、何か特別な才能というよりも、むしろ、一生懸命に働いて、長い時間を仕事に費やしている、ということなんだよ。年金がもらえて、それで暮らしを立てられて、自分は幸運だ」。

そして、これまで何度も繰り返されたように、「あんたの英語能力からイスラーム知識まで、僕だって大変印象づけられているんだよ」と同じことを。「だから僕達、お互いに称賛し合っているんだ」と。
う〜ん、またもや大袈裟な。それはどうでしょうかねぇ。マレーシアで1990年代前半に四年間も仕事と勉強で暮らしていたのだから、イスラーム知識なんて、自然と身につかざるを得ないというのか、身を守るためにも必須事項。今頃になって、メディアや一般の人達が、いかにも知ったかのようにあれこれ説明している事項も、私が研究発表を始めた頃には、どこ吹く風だった....。英語に関しては、「先生は、私よりも英語能力の高い多くの日本人と、まだアメリカや日本でお会いになっていらっしゃらないのだろうと想像する傾向にあります」とお返事を。だから、何ら特別ではない。これは本音。
それで、元イスラエル駐日大使(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140626)や元日本ユダヤ教団ラビ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140627)やユダヤイスラエル人教授(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130508)などの日本についての著述を例証に、次のように書き送った。

「実を言えば、先生がどう思われるかわかりませんが、ユダヤ人と日本人には、文化的に類似の傾向があると主張している本が何冊か日本にあります。もちろん、私が絶対に却下している、ユダヤ人と日本人には共通の祖先があるという日ユ同祖論のような説のことを意味しているのではありません。そうではなく、両民族は、独自の伝統、古代からの高い識字率、一生懸命に働くこと、教育の強調、読書習慣を維持するという類似の文化傾向を持っているようだ、ということです。西洋の反セム主義の根源は、部分的には、事業や学術におけるユダヤ系の優秀さや成功に対する欧州人の嫉みからだと言われてきました。それで、恐れから間歇的にユダヤ人を迫害し、殺害したのです。でも、日本人は反対です。ひとたびさまざまな分野におけるユダヤ人の優秀性を認めると、接触によって学び、もっと前進するために、日本人は熱心にユダヤ系の人々に接近したがります。

もちろん、先生が『陰謀』と題する1997年の本でお書きになったように、例外的な事例もあります。でも、恐れや贔屓なしに、率直に大半の日本人はきっと認めると私は思います。ユダヤ系の人々は、特に知的分野や事業の分野で、賢く、卓越していて、優秀だということを。私はその一人です」。

『陰謀』については、次をどうぞ。
http://www.danielpipes.org/14511/)(http://www.danielpipes.org/14644/

上記書全体についての過去ブログは、次をどうぞ。
http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120131)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120524)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120610)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120612)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120618)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20120804)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130508)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130605)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20130630)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140626