まとめて買った月刊誌三冊
ツィッター(https://twitter.com/ituna4011)からの転載
1. Lily2 @ituna4011 38s
『文藝春秋』 2014年 01月号 [雑誌] (http://www.amazon.co.jp/dp/B00GUP6QYS/ref=cm_sw_r_tw_dp_9FSSsb1Y65M4V …)も同じく本屋さんで買った。これは大抵立ち読みで済ませるが、「世界が驚愕した日本人」なる表紙に関心を持った。圧倒的に安定した社会ならば、この種のタイトルを何も気にする必要はないのだが。
2. Lily2 @ituna4011 2m
『新潮45』 2014年 01月号 [雑誌] (http://www.amazon.co.jp/dp/B00GXGMRL0/ref=cm_sw_r_tw_dp_UESSsb1XY9FM2 …)も初めて買いました。「世界はだいたい日本の見方」という表紙に興味を持ったため。
3. Lily2 @ituna4011 4m
"Voice (ボイス)" 2014年 01月号 [雑誌](http://www.amazon.co.jp/dp/B00GSXYF36/ref=cm_sw_r_tw_dp_SDSSsb1BP9A5V …)を初めて近所の本屋さんで買いました。
(転載終)
(ユーリ後注:「味方」が「見方」になっていました。お詫びして訂正いたします。)
今日は、アーミテージ・レポートなる日米同盟の提言書の第一次(2000年)から第三次(2012年)まで、ざっと目を通した。
ナイ教授は民主党なので超党派報告書ということになるのだが、こんなにも「アジアでは日本」を重視されているとは、恥ずかしながら、遅ればせながら、これまで知らなかった。どうして大学や朝日新聞などのメディアは、このような戦略的同盟関係の重要性を、もっと正確に伝えようとしないのか?「見抜いているんだぞ」と言いたげな歪んだ解説を時々見かけるが、一般メディアや一般向け公開講演会では不要である。見抜く云々の前に、まずは素直に正確に読み取る作業が第一だ。そして、日本が「一流国」から転落していくのかどうか懸念するという、主権国に対する踏み込んだ提言まで含まれている。この背景としては、米国の低下傾向が看過できないが、日本も沈んでもらっては国際秩序が乱れるという危機感からきているものであろう。
素人感覚では、だからこそもっと日米関係を強化すべきで、大切な「アメリカさん」との友好関係は努めて維持していかなければならないという気持ちの引き締めにつながる。無責任な反米発言は厳に慎むべきなのだ。特にメディアと大学と指導的立場にある人々の責任が問われる。
そして、「マーク」氏翻訳ご依頼のきっかけとなったエスポジト教授の来京講演から、明日で二年が経ったことになる(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20111221)。思いがけず、あれから私の日常は大きく変化した。少なくとも、インターネット上では、の話であるが。しかし、アメリカの場合、二年間、集中して勉強すれば、ある程度の概略がつかめるというところが楽と言えば楽。それは、先進国で基本的価値観を共有していて、優秀な方達が既にたくさんアメリカ事情を紹介してくださっているので資料に当たりやすいからだ。
この点、マレーシアのような中進国とは比べものにならないほど楽だ。マレーシアだと、インターネットが普及する前までは、ほんの単純なことでさえ「センシティブ」の一言で口を閉ざされたりすることが多かった上、たらい回しにされたり、やたら敷居を高くして日本人を入らせないようにする人達もいた。また、口で言っている割には資料が整っていなくて、昨年12月に久しぶりに訪問して(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121225)、やっと国立図書館の本がきれいに並ぶようになったと安心できたぐらいだった。この差は大きい。
若い世代は、研究環境が格段に拡大して整ったことに感謝すると同時に、その上の世代が、まだこのような思いを抱いていることに、少しでも思いを巡らしてくれるならばありがたい。