ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

蝉の声を聞きながら

https://twitter.com/ituna4011


1. Lily2 ‏@ituna4011 4 minutes ago
『中核VS革マル(上)』(講談社文庫)立花 隆 ( http://www.amazon.co.jp/dp/4061341839/ref=cm_sw_r_tw_dp_aqsYvb04D11C0 …)が昨日届き、一気に読んでしまった。普段は無関心のテーマだが、あの無様だった民主党政権の思想的な背景を史的に把握したくて入手。反戦平和や護憲に無邪気に靡いている人への警告。


2. Lily2 ‏@ituna4011 12 minutes ago
東京裁判 日本の弁明』(講談社学術文庫) 小堀 桂一郎 (http://www.amazon.co.jp/dp/4061591894/ref=cm_sw_r_tw_dp_4osYvb0X7MF28 …)が昨日届き、一日でほぼ読了。今の時期、鎮魂も込めて。

(転載終)

2011年までの私ならば、恐らくこの種の本は手にすることもなかっただろう。
直接の関係はなくても、やはりパイプス効果なのだ(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121018)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121021)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121024)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121108)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121109)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20121225)。
1の本に関して。その思想ルーツは旧ソ連マルクス・レーニン主義トロツキー派に淵源があり、1968年から69年にかけての大学紛争は、まさに家系の背景からもれっきとした保守派の東欧ユダヤアメリカ人のパイプス氏が、身をもって学生時代にボストンで経験したことだったからだ。その思想研究も、ロシア史専攻のハーバード教授だったお父様(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=%A5%EA%A5%C1%A5%E3%A1%BC%A5%C9%A1%A6%A5%D1%A5%A4%A5%D7%A5%B9)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/archive?word=Richard+Pipes)(http://d.hatena.ne.jp/itunalily2/archive?word=Richard+Pipes)が果敢になさった。
2の本に関して。日米関係で日本認識に捻れがあるパイプス言説との絡みから。いわゆるネオコン系の識者がイラク戦争前に、「日本に我々の意志を押しつけてうまくいったのだから、イラクでも」などと言っていて、我々としては(え!それはないんじゃないの?第一、国も歴史も文化も違い過ぎるのに...)と唖然としていたのだが、何とパイプス氏は、私が訳文を始めてからも、まだインタビューで言い続けていたのだった(http://d.hatena.ne.jp/itunalily/20140616)。いくらこちらから申し出ても、決して改めようとはしなかった。これが、アメリカの保守派の姿勢なのだろうか。
もっとも、幅広くトピックを持って忙しく日々を過ごしているので、一つ不備があっても、他の仕事を次々に手がけていれば、そのうち自分も世間も....という「戦略」なのかもしれない。それにしても、いい加減。
とにかく、中東におけるアメリカの権益を促進するための業務なのだから、あくまで日本は中東情勢を語るためのダシとして、イスラエルを守るための世論形成に利用されているのだろう。そこは、我々も充分に承知しておくべきである。