ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

良貨は悪貨を駆逐すべし

今、ある英書を興味深く読んでいるところですが、主人が「その本、汚いね」と思わず言ったほど、汚れた本です。
アマゾンで中古で入手したもので、「可」レベルでした。でも、届いた時、本にしみがあるばかりではなく、アルコールを湿らせたティッシュで二回拭いてもまだ汚れが黒くつくほど、手入れさえしていなかったのです。これで送料込みで1000円以上。売り物にするという感覚が信じられません。私なら売らずに廃品回収ですね。

ちょうど三日ぐらい前に、アマゾンからコメントを寄せるようメールが届いていたので、初めてでしたが最低点をつけて文句を書きました。「送料以外は返金してほしい」と。
期待もしていなかったのに、何と昨日、送料も含めて本代を全額返金するとの連絡が入りました。
何でも遠慮せず、物事は公明正大に言ってみるものですね!資本主義社会の自由競争というと、私の世代は学校の社会科や歴史などでも常に悪い面ばかり強調され、新聞でも「覚悟はいいか」など、煽り立てるようなネガティブな記事ばかりが前面に出ていましたが、やはり「悪貨は良貨を駆逐する」の逆。お金を払うとは、その価値を認めたという意味なのだから、こちらが損しているのにお金を払っているとは、こちらがみすみす馬鹿を演じているということになります。そういう遠慮深い人々が構成する社会は、停滞したり質が低下したりするわけです。
これからは、何でも遠慮せずにバシバシ発言し、物を書いていきたいと思います。いくわよ!