ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

今日も一日いろいろありました

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45m Lily‏@itunalily65
ある方の英文ご著書で、ミススペルを見つけてしまった。そこを発表レジュメに引用する必要があったので、(sic)とすべきか迷い、とりあえず、ご本人に連絡をした。ところが、私の遠慮がちな書き方がまずかったのか、「いや、これで正しいんだよ」と言って、もう一本の原稿まで送ってくださった。


44m Lily‏@itunalily65
しかしすごい自信だなぁ。普通、海外から連絡があったら、原著に当たってから返事をするのでは?新たな原稿の方は正しいスペルだったのだが、それも私が既にブログで引用させていただいていたものだった。う〜ん、忙し過ぎて、適当に返事をする習慣がついてしまっているのかしらん?ちょっと寂しい。


39m Lily‏@itunalily65
だから、人様の訂正を申し出るのは気を遣うし、こちらが間違っていたらと思うと、なかなかできないのだ。しかし、そのミススペルは目立っていた。(あれ?)と瞬間に気づいた時が最も正しいのだろう。何度も見直して、やっとの思いでメールを送った。今頃、(あ!しまった)と気づかれているかも?


37m Lily‏@itunalily65
そんなミス、たいしたことない、というのではなく、その一文こそ、ご本人にとって重要な点なのだと私は理解している。だからご連絡申し上げた。第二版も電子版で出ているが、見たところでは、そのままミスが残っていた。結局、巻頭の言葉を添えただけで、中身を検討せずに出版してしまったのだ!


Lily‏@itunalily65
どなたか、編集者が気づいて直してあげればよかったのに、と思う。よく聞く話では、奥様が手伝うなどすれば、ミスも見つけやすくなる、とか。私もかつて、発表要旨でさえ、主人に読んでもらっていた。この頃は忙しくて、それどころではなく、私もさぼっているが、あの頃が何となく懐かしい。


12m Lily‏@itunalily65
今日は何だか腹立たしかった一日。学会発表で、コメンテーターがつくようになったのは去年からだが、こちらの指名ではなく、先方がコメントする担当者を決める。しかも、質問者が「質問を練りやすいように」事前に送れ、というのだ。そもそも、その考え方に違和感がある。なぜ、そんなに格好をつける?


←(後注:別の学会では、発表者自身がコメンテーターを依頼するが、もし適当な人が見つからなければ、事務局が手配するという仕組み。そちらの方が、遥かに良心的だと思う。最初から、人の発表にケチをつけてやろうという魂胆が見えるのは、意欲をそぐ。私なら、もっと民主的なやり方を採用すると思う。それに、事務の人が立場を逆転させているのも、何だか嫌だ。「あなたも何か発表しなさい!」と言いたくなった。
何年か前に、私がコメンテーターを依頼された時には、インドネシアの内容だったが、休憩時間を見計らって発表者に「かくかくしかじかの点を質問させていただきます」と打ち合わせをした。そしてスムーズに終わったことを覚えている。それで充分ではないだろうか。発表者の意図をできる限り汲み取り、リサーチ努力を傷つけないように、趣旨に沿って補足質問をすることで、むしろ発表が活きるような、そんなコメンテーターでありたい。)


10m Lily‏@itunalily65
去年の嫌だったのは、ちゃんとレジュメに注をつけておいたのに、きちんと読まずに「これは差別用語である」と言い出したコメンテーターがいらしたことだ。また、論文直前の形なら、読み上げるだけで退屈。どうせ英語で書くのだから、箇条書きにして写真などをパワーポイントで示している。


8m Lily‏@itunalily65
その方が、専門外の人々にもわかりやすく、当意即妙のやり取りが楽しく、こちらも勉強になると思っている。大抵、これまではそのようにしてきた。ある人に言わせると、「おじいさんの多い学会ほど、パワーポイントは学問じゃないとか言うけど、あれ、自分が操作できないから、そう言っているんだ」と。


6m Lily‏@itunalily65
そこからすると、先のミススペルの先生だが、60過ぎて、ワシントンの会合でのパネル発表では、スマホを片手に、スマートによどみなくお話になられていた。大抵の大学講演では、紙やノートに話す内容を整理して、時々見ながら話されている。ただ、最近はスマホ。さすが先端を切っていらっしゃるのね!


3m Lily‏@itunalily65
・なかなか紳士的でカッコいい先生なのよ。若い時より今の方が素敵なおじさまだ。だから余計に、あのミススペルにはびっくりした。でも、私にはとても優しくて、いつも何かと褒めてくださる。今回もそうであればいいな。では、今日はこの辺で....。


・とにかく、大体、インドネシアとマレーシアの区別もできないような先生に、どうして質問を練るために、こちらが急かされなければならないのか、よくわからない。私は、ボランティア研究者。すべて自腹を切っている。発表を続けているのは、全て自分の義務を果たすためである。わからないなら仕方ない。


Lily‏@itunalily65
・主人なんか、その点、堂々としたもので、「むしろ、先生達に教えてあげます、ぐらいの気持ちで学会発表に出ていけばいい。ここまで一人でやらせて、まともな指導もできないのに、偉そうにするな、ぐらいの気迫で」と。男の人って、世の中で揉まれているだけあって、すごい物の言い方するのねぇ。

(転載終)