ヴァチカンとマレーシアが外交樹立を結んだそうです（参照：2011年7月11日・7月12日・7月13日・7月16日・7月18日・7月19日・7月20日付Lily's Room（http://d.hatena.ne.jp/itunalily2））。ナジブ現首相が、第三代クアラルンプール・カトリック大司教と共にローマを訪問し、ベネディクト16世への表敬訪問を25分間。
もともと、今の首相は、首都のカトリック名門校である聖ヨハネ校のご出身。政治的な思惑があるとの噂もあるものの、ようやく過去のつながりから国交が成立したことは、誠に喜ばしい限り。
これからは、マレーシアのカトリック共同体にとっても、年間報告書以外に、コミュニケーションのルートが開かれたわけで、なるほど、賢明な方策だったと思います。
昨今の聖書問題や大規模デモの問題も、少しは解決へと向かうといいですね。
