ブログ版『ユーリの部屋』

2007年6月から11年半綴ったダイアリーのブログ化です

京都を楽しむ

紅葉の季節でもあり、誕生日の前祝いを兼ねて、昨日は京都で、カスピ海料理と永観堂の散策を楽しみました。
カスピ海料理と言えば、アゼルバイジャンまたはペルシャ。少しロシア風かな、と思っていましたが、水たばこのパイプが並べてあったり、インド的な女性像の絵が飾ってあったりして、なかなか興味深いレストラン。もちろん、ハラール・フード。そもそも、主人の元同僚の女性が、しばらく前の宴会に指定した場所ということで初めて知ったのですが、夜は高くても、ランチならお手頃。しかも、一見あっさりしているのに、結構お腹持ちのいいお料理でした。
フィルニというお米でつくったプリンの上にかかっているのは、ひまわりの種なのかな、なんて、結構いい加減なことを考えつつ、おもしろがっていました。
それから、バスで永観堂へ。京都はやはり北の方が落ち着いていて、京都らしいです。私の子どもの頃までは、京都で建物が全体的に低めなのは、景観保存のために条例をつくって規制しているからだ、と聞いて感心していたのに、いつの間にか、巨大モールが出来てしまったりして、本当に残念です。ただ、鴨川の水がきれいに澄んでいたのには安心。京都では南禅寺辺りが一番好きなのですが、詩仙堂は婚約中に行ったことがあっても、永観堂は通り過ぎていたので、今回が初訪問。
拝観料一人千円というのは、約一時間見て回るには、ちょっと高め。でも、境内が割合に広く、有名な見返り菩薩はほのかに色気があって美しく、長谷川等伯の襖絵の波や極彩色に塗られた天井や壁の絵画もおもしろかったです。
古い歴史文化を有する国に生まれてよかったな、と誇らしい気分になった一時でした。